セレニタとチカは映画を見終わった。セレニタが「地球人は月より遠くに行った事が無いな」と言うと、チカが「そのうち行けるわ」と言った。そして彼女は「一つだけお願いがあるの。宇宙人とはけんかしないでね」と言った。
それからアルベルシアノが大臣に、惑星を持つ恒星のリストを渡した。すると大臣は涙を流して「有り難う。これで我々は救われるでしょう」と言った。
その夜、チカと大臣が大きな燭台に乗り込み、そして燭台は月の方向に飛び立った。やがて月の裏側から赤い彗星が現れて、星空の彼方に飛び去った。セレニタはエンディミオンに「あの子新しい星見つけられるかな」と言った。するとエンディミオンは言った。「きっと見つけられる。」
第41話からは、格好をつけてヒロインが出て来る話を描き始めたら、全然面白くなかったので作品が終了してしまいました。中学に入った時、学校の先生が「英語は50カ国で話されてる」と言ったので、読める人の数を増やす為にこのイノゴ8世の英訳を始めました。しかし難しかったので、すぐにやめてしまいました。その後はずっと日本語の漫画だけを描き続けてました。しかし1995年の夏頃から、洋書を売ってる店が増え始めました。そして1996年春、その頃描いてた作品を描き終わったのでそれ以来漫画は、
① まず最初に新作の原案を一段落英語で書く。
② 次に日本語の漫画しか無い作品を一段落英訳する。
③ もし英語を全部自分で書いているなら英語の原案しか無い作品を一段落日本語の漫画にしても良いが、そうでないなら日本語の漫画は描かずに①に戻る。
というルールで描いています。その際、イノゴ8世は冒頭部分だけ英訳があったので最初に英訳し始めました。そして1998年秋、初めて英語で書かれた資料を自分で和訳しました。2004年春、インターネットを始めて、作品もホームページ上で発表しました。英作文を全部自分で書いた時だけ日本語で漫画を描いてもよいというルールだというのに、日本語の漫画が無いのでヒエロサロメという名の訪問者がわざわざ英語版から和訳してゲストブックに投稿してくれたりしましたから情けないです。これからは、英作文は出来るだけ自分で書くようにします。
※注:実は、ぼく自身が、ヒエロサロメと名乗って、ゲストブックに和訳を投稿していました。
英作文を全部自分で書いた時だけ、自分自身に対する褒美として、漫画を日本語で描く事を許可する、
というルールを決めている以上、ぼく自身が自分で和訳を書くわけには行かないので、
別人を演じていました。