燭台は月の裏側に来た。その時、そこでは巨大なシャンデリアが修理中であった。そして燭台はシャンデリアに収容された。一人の老人がチカを迎え入れて「王女様。ご無事でしたか」と言った。チカは「有り難う。大臣」と言った。そして大臣に「私達の記録を見たいわ」と言った。大臣がスイッチを入れると、映画が映し出され始めた。それは赤い彗星の歴史であった。かつて彼らはM91 銀河に住んでいた。しかしある時、暗黒星雲が銀河を覆ってしまった。そこでその銀河の住民達はシャンデリアの様な宇宙船を作って乗り込み、シャンデリアは飛び立った。そしてそれは赤いガスに包まれて彗星の様な姿になり、住むのに適した星を探し始めた。
メシエは彗星と紛らわしい天体の表を作りました。これをメシエ・カタログというのですが、M91というのは失われたメシエ天体であり、その位置にはそれらしい天体はありません。