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 セレニタが家に帰って来た時、銀髪の少女 がいた。彼女は一つの八線星形、二つの六線星形、四つの五線星形の、合計七つの髪飾りを付けていた。彼女はチカ・エリセアと呼ばれていた。マリアは「この子はあなたが居ない間に星から落ちて来たのよ」と言った。セレニタはチカと共に野に行った。彼女は崖の上にある花を指差して「私あの花が好き」と言った。するとセレニタは崖を登り始めた。そして上まで来ると、なぜかチカはすでにその場所に居た。その時セレニタは花を我先に取ろうとしたが、彼女が彼の手を掴んで「花はどうしてこんな所で咲いてるの。ここに居たいからここに咲いてるのかしら。取らないでね」と言った。そして彼女は跳び降りようとした。その時セレニタは「待って! ぼくが下で支える!」と言って崖を降り始めたが、チカは跳び降りて見事に着地した。セレニタは驚いて「あの子は天使なのか」と叫んでその拍子に落ちた。

 

 チカ・エリセアとはスペイン語で「天界の娘」という意味です。宇宙戦艦ヤマトのヒロインがストレートの金髪のロングヘアーなので、冗談で水色でウエーブのかかった短い髪の女の子を描きました。海外のアニメ雑誌で、アニメキャラの水色の髪の毛がsilvery hairと書かれていたので、英訳する際銀髪と書きました。