セレニタは「もしぼくがあの彗星で死んだら洪水は彗星の上で起こるだろう」と言って、ラナを操作した。するとラナの上半身、即ちブストが射出されて落ちた。そしてウエボがガルバニ、即ちラナの下半身から離脱してレナクァホに変形すると、彗星に向かって飛び立った。そして彗星の中に飛び込むと、赤いガスの中に巨大なシャンデリア があった。カエサルが「あのシャンデリアが彗星の本体だ」と言った。そしてレナクァホはミサイルを撃ち始めた。そのミサイルの弾頭は、普段の陽電子カプセルではなく、反陽子カプセルであった。やがてシャンデリアは炎に包まれ、爆発し始めた。同時にレナクァホは逃げ始めた。ガスの外に出ると、幾つかの火柱がガスの外に飛び出した。その時セレニタはフロッピーを取り出すと、別のフロッピーを入れて、スロットルを押した。するとレナクァホは一気に加速した。レナクァホの最大速度は秒速35786キロであるが、そのフロッピーはそれ以上のスピードが出せるように、プログラムを書き直してあった。しかし数秒後に、レナクァホの後ろ半分が爆発して前半分は吹き飛ばされた。その後彗星は消滅した。