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 ある日、巨大な雪のボール が空中に現れた。それはそのまま全く動かなかった。学者達は「三年ほどで融けるだろう」と言った。そこで消防士達は、消火器の様な形をした火炎放射器 を持ち出して来て、雪のボールに向けて火を放ち始めた。セレニタは、テレビのニュースで、その様子を見ると、「レナクァホー!」と叫んで、崖から跳び降りた。するとレナクァホが飛んで来て、彼の下を通り過ぎて、セレニタは谷底に落ちた。そしてレナクァホは戻って来て彼の上に着陸した。セレニタは、レナクァホの下から這い出して、レナクァホに乗り込み、レナクァホは飛び立った。現場に着いた時、セレニタが「ラナー!」と叫ぶとレナクァホはウエボに変形して、ブストとガルバニと合体してラナになった。カエサルは「あの雪の玉はボレアスだ。今故障しているようだな。攻撃のし放題だ」と言った。セレニタは「ヒート・サーブル!」と叫んだ。すると、ラナの口から、舌がラナ・エクステンドーを持って飛び出して、ラナの手がそのエクステンドーを取ると、舌は口の中に引っ込んで、エクステンドーが延びて剣の形になって、刃の部分が発熱して光り始めて、ヒート・サーブルという武器になった。そしてセレニタは、思わずニヤッと笑って「サムライだ」と言うと、ラナを操作した。するとラナは、ヒート・サーブルを、日本の侍のチャンバラのように、両手で柄を持って、ボレアスを真っ二つに切った。