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 ある日、空中に巨大なカカシ が現れた。カカシがダムの前に来た時、その両腕からいきなりハンマーがぶら下がった。そして鎖自体が自在に伸縮して動いてダムにハンマーを叩きつけ始めた。セレニタはテレビのニュースでその様子を見ると、「レナクァホー!」と叫んで崖から跳び降りた。すると彼は谷底に落ちて、その上をレナクァホが通り過ぎた。そしてセレニタはレナクァホに跳びついて乗り込んだ。レナクァホが現場に来て、セレニタがカカシを見つけた時、カエサルが「あれはピグマリオンだ。元々我々が建設工事のために開発したロボットだ」と言った。それからセレニタは「ラナー!」と叫んだ。するとレナクァホはウエボに変形すると、ブストとガルバニと合体してラナになった。セレニタが「エクステンドー」と叫んで、ラナがヒート・エクステンドを取り出してピグマリオンを刺そうとしたが、ピグマリオンはそれを避けてハンマーを飛ばして来た。ラナはそのハンマーを避けた。セレニタは「ラァイフル!」と叫んだ。するとラナは、ヒート・エクステンドを短くして食べると、舌がπの字型の物を掴んで出て来た。舌は、フォアグリップであるπのステムの一本を掴んでいて、他の一本のステムはグリップであった。そしてラナの右手がグリップを握った。そしてフォアグリップに付いていた照準器が、アーム、即ち砲身の先端を軸にして回転して上に行ってアセンダーのようになった。そして折りたたまれて曲がっていた砲身が、照準器の近くを軸にして、真っ直ぐになった。こうして、そのπの字型の物体は、ビーム・ライフル に変形した。ラナが引き金を引くと、ライフルは、トランスミューターで縮退水1-1-16を陽電子に変換して、ポジトロン・ビームとして射出し、そしてラナはピグマリオンを撃ち抜いた。


 ラナのビーム・ライフルが、ポジトロン・ビームを出すのは、ゴッドマーズのゴッドファイヤーが、陽電子で出来ているのがモデルです。