つい先日107歳で亡くなってしまった
篠田桃紅さんのYouTubeに
自然に対する畏れと言う話があって
むしろ花の方から
人間って可愛いものなのね って
完全に向こう側が上から目線で見てるかもしれない
奈良時代に梅の花を中国から輸入して
それが各地に行き渡って
珍しくなくなると今度は桜を庭に植えて
春を楽しみに待つ
そんな人間を愛おしく思ってくれているなら
人間と花との出会いはすれ違いではなかった
その辺にある雑草でさえ
昔どこかの国から輸入されたのもたくさんあって
田んぼの畔には色とりどりの花が咲く
お彼岸の季節が近づくとカタクリの花が
次々と顔を出して
私達を癒やし
初夏には一面のレンゲばたけになる
そんなふうに季節が巡り
人間のコントロールなんて
実際のところ力でなんとかなるものじゃない
植物も動物もお互い様なので
あちらの意識にも気がつくように
ちょっとくらいは考えてみようと思った
