八王子市議会議員 伊藤忠之

  第5回宮上地区学校運営協議会を傍聴させていただいた。この運営協議会は名前のとおり『宮上地区』と書いてあるように他の運営協議会のように○○中学校運営協議会や△△小学校運営協議会とは違う。運営協議会の会議を同じ場所(同じ部屋)、同じ時間、所謂3校一緒に行なっている事である。またこの会もリーダー、副リーダー、委員とあり他の運営協議会と同じように学校運営に関わるところを審議されている。
 この日は各学校(3校)で2学期に予定している文化的行事や来年度の教員公募案を審議された。宮上小学校から始まり下柚木小学校、宮上中学校と順番に各学校の担当委員さんが文化的行事の内容案を発表しそれについて委員さんが各案について質問を行なった。活発な議論が行なわれこの地域の子供達に対する委員の皆様の愛情を感じる事が出来た。教員公募でも各学校がそれぞれこのような志を持った先生を募集すると会議に参加をしている人たちに呼びかけていた。

 なぜこのように小学校(2校)と中学校が同時に運営協議会を行なっているのか、2校の小学校の生徒達が卒業した場合この宮上中学校に多くの生徒が通うからであると思う。これによって学校同士の連携、先生同士の連携が出来ることで各学校の情報が伝わる最善お方法ではないか。また今言われておる多数ある学校の問題(中一プロブレム他)などの問題の早期解決に繋がるのではないか。