あれから2年
ようやく解き放たれる時がきた。
KURASE RIVER Bouldering Guidebook
「Memory of the Summer 」
6月6日発売
全108ページ、フルカラー
109課題、5つのコラムを収録
ボルダリングとはなんぞや、岩登りとはなんぞや、そんな疑問を常に抱きながら突っ走った2年間。
苦しかった時期もあったのは事実、ただ、どんな形にせよ、自分の意思、記憶を形に残せたという点においては、
やってきて良かったと思う。
ひっそりと、こっそりと、自然と向き合いながら、岩登りを楽しむ。
この鞍瀬での岩登りのテーマは、そんな夢物語のようなものではあるが、TOPOを出すことで、
そんな夢は儚く砕け散る可能性は非常に高い。
岩場が荒れる可能性もある。
ただ、インスタ映えに重点を置いた現代的クライマーに、
クライミングの本質、アウトドア、自然の中での遊びの本質を感じてもらえる「きっかけ」になれば良いかなと思う。
課題の内容はそれぞれの評価に依存することにはなるが、
開拓は、訪れる方々へのおもてなしの気持ちを忘れずに進めた。
本書を手に取った方によっては、なんだこの写真集は、
全然高グレードないやんけ、ただの自己満足やんか!
グレード甘ぇなー、なんだこの偏屈野郎は、そんな印象を持つかもしれない。
それはそれで良いと思っている。
決して、自分の考えを押し付けるつもりはない。
賛同者を募る訳でもない。
一方通行でも良い。
ただ、自分の気持ちを、少しでも感じていただけたら嬉しい、ただそれだけなのだろう。
文章も稚拙で、至らぬ点も多いかとは思うけど、一生懸命仕上げましたので、
どうか、温かい、寛容な目で見て頂けると幸いです。
どうか、ひっそりと、こっそりと、この鞍瀬での岩登りを楽しんで下さい。
そしていつか、鞍瀬でお会いしましょう。




