毎年，
七夕の日に
実施することに決めている，
胴切りですが，
その日は講習会があり
ハウスには行けないので，
１日早い
昨日の６日に行いました。
摘芯よりも深く
胴を切る感じなので，
胴切りと呼んでいます。
芽先を
1.5～２㎝くらい切る胴切りは，
幼若性を獲得し，
柳芽の発生を防ぐ，
草丈が伸びる，
三枝の高さ調整ができる，
などの効果があります。
この胴切りは適期があり，
早すぎると柳芽防止の効果がなく，
反対に遅くすると，
花芽分化や着蕾に影響するので，
開花が遅れます。
よって当地では，
７月上旬から
７月１５日頃までに行います。
それにしましても，
昨日もメチャ暑く
ハウス内は４０度以上にもなり，
胴切りの作業を７時過ぎに始め
９時前に終えましたが，
中での作業は
２時間が限界でした。
胴切り開始
国華強大
天の枝が少し高く，
地と人の枝は同じ高さ
胴切り前の
理想的な草姿です。
悩まずに切ることができます。
国華強大
終了
国華黄強大
こちら
三枝の高さがバラバラです。
この場合は地と人の枝を
揃えるように切ります。
天の枝は伸びて欲しいので
短めに切ります。
一番短い枝は更に短く切ります。
長い枝は深く切ります。
胴切りをすることで
三枝の高さ調整もできます。
国華黄強大
終了
１段置きの場合，
最終的に満開時は
天と地･人の花頂の差を
６㎝にします。
胴切りをスルーしている
場合があるので
チェックしなければいけません。
全鉢
胴切り終了
（荘厳，北海，銀月，暁紅を除く）