摘芯後の側芽の様子 | tadasi331のブログ 岡ちゃんの菊の世界

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菊を栽培しはじめて29年目を迎えます。巨大輪の菊を咲かせるために毎年試行錯誤してきました。仲間と語り合い,より長く菊作りを続けるためにも,このブログを継続し記録として残し,小さな達成感を感じながら日々を過ごせたらと思っています。

摘芯をして,

全ての苗が順調に側芽が出るとは限りません。

 

毎年のことですが,

品種によっては

節から側芽が出ていないのもあります。

 

特に越山,金山,

理想,理想郷などは要注意です。

 

1番目の枝から出ていない場合は,

その枝だけを切ると,

事なきを得るのですが,

出ていない枝が複数あると,

三枝を揃えられないのでボツ苗になります。

 

それと摘芯したつもりでも,

摘芯したところから芽が出て,

再度摘心が必要になってきます。

 

当然,

三枝の伸びが遅くなり,

これもボツ苗になる可能性が高いです。

 

浅く摘心した場合,

このようになることが多いようです。

 

ボツ苗といっても,

三本立盆養に使えないということで,

枝が伸びて展開葉が12枚以上になると,

福助のさし穂に使えます。

 

国華越山

 

1・2・3番目の枝から側芽が出ていません。

こんなに出ないのも珍しいです。

 

バッサリと切ります。

 

4・5・6番目の枝からの側芽を使います。

ほぼボツ苗です。

 

国華理想郷

 

1・3番目の枝から側芽が出ていません。

黄線のところから切ります。

 

 

これも4・5・6番目の枝からの側芽を使います。

 

少ない品種ですから,

様子を見ます。

 

品種名忘れました。

 

摘芯をしたのですが,

浅かったため,

摘芯したところから芽が出ています。

 

再度,摘芯をしました。

 

このような苗

多数です。