昨日は極力短く育てると書きましたが,
菊花展に出品するには,
草丈は鉢底から花頂まで
45cm以下に仕立てます。
そして,
花は20cm以上が理想なので,
これらをクリアするのが
結構難しいのであります。
そのためには,
保水力,
保肥力,
通気性のすぐれた培養土が必要です。
大菊三本仕立ての培養土を作りますが,
福助作りは細かい培養土が良いので,
作った土は使えないため,
福助作り用の培養土を購入します。
それと,
培養土と同じように大切なのは,
若々しく太くガッチリした苗を作ることです。
これが,
真夏の高温時のさし芽なので,
苗作りも難しいです。
福助用培養土
鉢が小さいので目の細かい培養土を使います。
パーライトとクンタンを
それぞれ10%混ぜます。
固く握るとダンゴができるくらいに
水を加えます。
排水層にも根が張れるよう水苔を使います。
用土を軽く入れた場合1.5ℓ
用土を突き固めます。
効果として,
全体にまんべんなく根が張るため,
根づまりしにくく,
根の働きが強くなります。
水みちができにくくなり,
水分が均一に拡散され
理想の水かけができます。
突き固めると2ℓ入ります。
根を四方に広げて苗を置きます。
HB101
ネフレッシュ
酸素が一番
2:4:4で作っておきます。
大さじ1杯入れます。
(これはしなくても良いです。)
上部4cmくらいの
増し土スペースをあけて定植します。
終了
国華越山
60鉢
23鉢
計 83鉢
調子に乗って作り過ぎたようです。
5鉢が1組ですが,
高さがなかなか揃いません。
まともに出来るのは20鉢くらいか・・・