福助の定植(part2) | tadasi331のブログ 岡ちゃんの菊の世界

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菊を栽培しはじめて29年目を迎えます。巨大輪の菊を咲かせるために毎年試行錯誤してきました。仲間と語り合い,より長く菊作りを続けるためにも,このブログを継続し記録として残し,小さな達成感を感じながら日々を過ごせたらと思っています。

昨日は極力短く育てると書きましたが,

菊花展に出品するには,

草丈は鉢底から花頂まで

45cm以下に仕立てます。

 

そして,

花は20cm以上が理想なので,

これらをクリアするのが

結構難しいのであります。

 

そのためには,

保水力,

保肥力,

通気性のすぐれた培養土が必要です。

 

大菊三本仕立ての培養土を作りますが,

福助作りは細かい培養土が良いので,

作った土は使えないため,

福助作り用の培養土を購入します。

 

それと,

培養土と同じように大切なのは,

若々しく太くガッチリした苗を作ることです。

 

これが,

真夏の高温時のさし芽なので,

苗作りも難しいです。

 

福助用培養土

鉢が小さいので目の細かい培養土を使います。

 

パーライトとクンタンを

それぞれ10%混ぜます。

 

固く握るとダンゴができるくらいに

水を加えます。

 

排水層にも根が張れるよう水苔を使います。

 

用土を軽く入れた場合1.5ℓ

 

用土を突き固めます。

 

効果として,

全体にまんべんなく根が張るため,

根づまりしにくく,

根の働きが強くなります。

 

水みちができにくくなり,

水分が均一に拡散され

理想の水かけができます。

 

突き固めると2ℓ入ります。

 

根を四方に広げて苗を置きます。

 

HB101  

ネフレッシュ  

酸素が一番  

2:4:4で作っておきます。

 

大さじ1杯入れます。

(これはしなくても良いです。)

 

上部4cmくらいの

増し土スペースをあけて定植します。

 

終了

  国華越山   

 

60鉢

 

23鉢

 

計 83鉢

 

調子に乗って作り過ぎたようです。

 

5鉢が1組ですが,

高さがなかなか揃いません。

 

まともに出来るのは20鉢くらいか・・・