埼玉県出身で、生まれ育ってから24歳で医学部を卒業するまで大宮(現さいたま市)に住んでました。
昨今はこういった映画などの影響もあって埼玉のイメージもだいぶ上がってきてるようで、「子育てしやすそうな政令指定都市」といったアンケートでなんと1位がさいたま市だったりします。
なんでも教育に力を入れてて福祉も充実し都心へのアクセスも便利だってところが理由だそうですが・・・
元埼玉県民としてはほんまかいな、です。
皆さんは日本で一番小さな市はどこかしってますか?
答えは蕨市(埼玉県)です。
そしてちなみにさいたま市が合併で誕生する以前は、第2位は与野市(埼玉県)でした。
どういう意味かと言えば、面積が小さくても市になれてしまう、つまり人口密度が極端に高いのが埼玉県だということを示してます。
人がギッチギチに住んでるので、当然ながら道は万年渋滞(無駄に田舎だから車は多い)してるし商業施設は混雑。休日の大宮駅西口とか地元民は絶対に近寄ろうとしません。。。
都心へのアクセスが良いって、肝心の道が渋滞してて首都高5号線は渋滞のメッカ、国道も17号も254号も常に渋滞している風景しか思い浮かばない、電車でも埼京線の混雑は地球最強規模と言えます。
(痴漢のメッカという不名誉な称号もある)
・・・結局都心に出ることを考慮せねばならないあたりが埼玉県民の悲しい性だったりするんですね。。。
ちなみに人口当たりの医師の数が最も少ないのが埼玉県で、日本一の医療過疎地なんです。
住みかを探す際に意外と軽視されがちですが、衣食住と同じくらい重要なのが医療なんですよ。
アンケート2位は横浜市なんですが、ハマッ子ってのは都心へのアクセスは気にせずなにもかも横浜市内で完結させてしまいがち(これまたライバルの我々埼玉県民に言わせれば「悲しい性だぜ」なんですが)なので、その段階ですでに次元が違ってる。
どんなに時代が進んでも埼玉県民の悲しい性、東京へのあこがれ、横浜への悲しき対抗心、負け惜しみ・ひがみ根性ってのは、永遠に変わらないのかもしれない。