とっても、とってもショックなお知らせがありました。

 

大好きだった銀座のフレンチレストラン「タテルヨシノ」が今月末で急きょ閉店と・・・

 

吉野健さんはパリのシャンゼリゼ通りで日本人としては初めて三ツ星レストランを獲得した、知る人ぞ知るフレンチの巨匠です。

そんな彼が東京にオープンしたのが「タテルヨシノ」でした。

 

本場仕込みのトラディショナルなフレンチを守りつつ、日本の自然の恵み・大地の豊かさを表現したダイナミックなアイデアには、味オンチの僕も行くたびに感動の連続でした。

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子供が生まれる前は妻と毎月のように通ったものでした。。。

 

そして大巨匠なのに偉ぶることなく、いつも客席にあいさつに回ってきてくれる、とっても気さくなマエストロでした。

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常連として認めてくださったおかげで、僕らが行くといつもメニューに載ってないお料理を半ば実験的に出してくださったことも多々ありました。

 

 

お店自体は人気でしたが、経営母体のホテルがコロナの影響で赤字となり、その子会社としてタテルヨシノがまず処分の対象になったそうです。

はっきりいってとばっちりですよね。

 

コロナ禍の餌食になる飲食店が多いとは聞いていましたが、まさか僕らの一番身近だったところに影響が出るとは思ってもいなかったし、どこも例外ではないなと改めてこの「病気」の恐ろしさを痛感しました。

 

僕ら夫婦にとって、本当に思い出の、それでいて家族のような存在のお店(高いからそんな頻繁には行けないけどね)だったので、もう行けないとなると、本当に悲しい。