記憶力が悪いのは昔っからです。。。

 

会った人の顔と名前を覚えられないってのは本当に難儀なことで、こういう開業医やってると身にしみて痛感してます。

 

「それは覚える気が無いからだ」

と知ったような言い方をされることもありますが、もしかすると当たってるのかもしれないけれど覚える気はあるんです!

でもダメなんです!!

 

 

勉強にしても僕は、記憶するのが大の苦手だったので、暗記科目はダメダメでした。

 

が、「理論」は得意で、理論さえ頭に入れてしまえばいくらでも応用が出来るタイプでした。

なので数学とか物理などは得意でしたね。

 

丸暗記とか語呂合わせってのは、そのときに覚えてもいずれ忘れてしまい身につかないモノですから、嫌いだったね。

つうか出来なかったし。


とにかく理論武装することに重きを置いてました。

最低限の記憶で、あとは理論と応用。

 

 

つうことはですね。。。英単語とか人の名前なんかもそうですが、理論にしようもないモノとなると太刀打ちできない。

なので数学と物理の偏差値は70超えてましたが英語なんかは40台でした・・・

 

受験の時はこんな感じで得意教科だけで勝負できたけど、医学部に入るとそうはいきません。

全ての教科(4年生から5年生に上がるときなんて60教科以上あったっけ)で合格点を取らないと進級できません。

 

必然的に暗記をしなければならなくなったとき、僕がとった手段は「とにかく書いてまとめること」でした。

 

それもただ書くんじゃなく、自分なりにまとめて自分スタイルの「教科書」を作っちゃうことでした。

 

 

どうやら最近科学的に実証されて子供の勉強法にも取り入れられているそうなんですが、ただの板書を写すだけじゃなく自分スタイルでまとめさせることが学力向上に役立つそうですよ。

 

 

知りもしないフランスの村のどこそこの区画にどんな名前のワインがあって、そのブドウの品種がどれとどれで作られてるのが赤なのか白なのかロゼなのか発泡なのな非発泡なのか・・・

 

こういう理論武装しようもないモノをひたすら暗記しなければならないので、20年前にやった勉強法を復活させました。

 




 

自分に読める字で書かないといけないのが一番の難点だったりしますが、効果は上々です。