40歳になって1年が経つのですが、40になったとたん公私ともに堰を切ったようにいろんなことが重なって、本当に考えさせられる1年になりました。
気づいたことを色々書いてみます・・・
とにかく「守り」に入るようになったと認めざるをえません。
これまでの僕と言ったら「攻め」の人生でした。
とにかく自分の信じる道を突き進む。
後先考えず正しいと信じる道を、、、でした。
でも、何がきっかけか分からないけど、最近になってそういうことに二の足を踏むようになってきた。
失敗したときのことを考えるようになった。
・・・ということは逆を言えば、これまで僕は何かをするときに失敗することを考えずにやってきたってことなんですがね。。。
開業にしたって、失敗することなんて考えもしなかった。
そもそもそれを考えてたら30ちょいで開業なんてしません。
でも、40の今、新たに開業しろと言われたら、、、おそらくしないと思います。
当時の僕を特集した雑誌の記事の中で僕は「勝算があった」とほざいてますが…若気の至り・思い込み・勘違いとは恐ろしいもんです。
なのであの時、僕の開業を誰からも反対されたことを思い返してみると、開業に反対した大人たちの気持ちってのは今はすごく分かる。
結果的に開業がうまくいったから「ほら見たことか」と見返してやってたけど、まともな判断のできる大人だったら33歳で開業なんてしようと思わないでしょう。
したがって逆に言うと40代で開業する人ってのは、おそらく熟慮に熟慮を重ねてリスクを十分に理解したうえで開業してらっしゃる可能性が高いので、そういう先生ってのはとっても人間として信頼できると思います。つうかそれが普通か。
なにより若かったため色々と背伸びしていたのは否定しません。
自分をいかに大きく見せるか、足りない経験を他でいかに補うか。
そういった勢いだけで押し切る手法も、40になって心身ともに無理がきかなくなってくると出来ないようになってきて、それに悩んでいたものです。
でも勢いがなくたって患者さんは来てくれるし人はついてきてくれるってことを知りました。
それが何故なのか今も分かりませんが、とりあえず勢いだけで押し切る手法をしなくても地道にコツコツやってれば結果はついてきてくれるんだと気づきました。
あ、いま自分で書いてて良い事いった!僕のこれまでの人生で完全にお留守だった言葉「地道にコツコツ」、これだね。
他に40になって変わったことといったら、、、
ネギが食えるようになった!ことかな。
まあ例によって酔っぱらいながらダラダラと書いてきたため着地点が見当たりませんな。
とにかく、41になる明日からまた気持ち入れ替えて頑張る。