2年間勤めたアクエリアスアンバサダー。
多くを学び成長した2年でした。
この歳になってこんだけ成長するとは思ってもみませなんだ。
チームアクエリアス、ついに卒業です。
楽しい事、嬉しい事、そして辛い辛い2年間。
初めて走ったのが、ここ駒沢公園。
初日の練習会では数百mしか走れませんでした。
メタボで鈍臭いオッサンでした。
でも半年後に有里コーチとマンツーマンでやっとこさ10km走れたのが、ここ駒沢公園。
初めて20km走り瀕死の思いをしたのも、ここ駒沢公園。
インターバルトレーニングで有里コーチに叱られたのも、ここ駒沢公園。
クリニックで着替えて帰りに寄って一人走ったのも、ここ駒沢公園。
仲間を誘い個別練習しまくったのも、ここ駒沢公園。
嬉しい事も悲しい事も色々あった、いわばチームアクエリアスの本拠地。
思い出が強すぎて、卒業したらもう来る事はないと思ってました。
そして、、、もうランはしないだろう、と。
もう走らなくていい。
もう頑張らなくていい。
十二分にやり尽くした。
はずでした。
が、横浜マラソンのショックがまだ残る先日のこと。
いつものように診療が終わり着替えていたら、、、僕は無意識のうちにそこにあったランニングウェアを着ていたんです。
(院長室には、いつでも練習できるように常時一式置いてあるんです)
そのままクルマに乗り、寄った先は、、、いつもの場所・・・
帰宅してから着替えるのがハードル高い、だったらクリニックで着替えて帰宅途中に寄って走ればいいじゃんと、多い時はほぼ毎日通ってた、いつもの場所。
桜の花が2~3個咲き始めていて、なんとなく春の匂いが漂う涼しく静かな夜。
軽く2周走ってみました。
2周4kmを「軽く」と言えるまでになったんだなあ、などと色んなこと考えながら走り終えたら、そこには。
もう何度も見たはずなのに、その時の僕にはまったく別物に見えて思わずシャッター。
走ってきたらそこにあるのはゴール、じゃなくてスタートだった。
何周したって、走り切ったらそこには必ずスタートが待ってる。
難しいこと述べるつもりはないけど、そこに万物に通用するであろう真理を見た気がしてね。。
仕事も学業も趣味も人付き合いも、、、マラソンも、、、そして人生も。
どんな形であれ終わった瞬間、そこは常に何かの始まりなんだってこと。
1ミリも走れなかった僕に走ることを教えてくれた駒沢公園から、今度は走りつづけることを教わったんです。