1年間続けてきたこのタイトルも今日が最後の投稿になります。
まったく運動ができないメタボな僕が1年でフルマラソン完走する、という目標を掲げてあれこれする過程をつづってきました。
結果、一応それなりな形で横浜マラソンを完走することができました。
応援してくださった皆様、そしてチームアクエリアスのコーチやメンバーには心から感謝いたします。
最後の記事は、「みんなひとりじゃない」ってことを。
マラソンは個人技です。
当然ながらマラソン中には誰の力も頼ってはいけません。
人とのコミュニケーションが苦手な僕だったので、マラソンに挑戦すると決まった時にも「まあ一人でやるから楽だろう」と思っていたのです。
ところが思った以上に挫折が多く、くじけそうになったことが多々ありました。
そんな時に僕を支えてくれたのが仲間の存在だったと何度も書いてきました。
個人技と言われるマラソンだって、やはり一人では成し遂げることはできない。
誰かの支えあってこそ初めて成し遂げられるものだと、身をもって知ったのです。
僕が先日完走できたのも、それは僕が1年間頑張ってきたからではなく、僕を支えてくれた仲間や応援者の皆さんあってのことだと、本当に痛感したのです。
人間、一人じゃ生きていけないのです。
「俺なんて一匹狼さ」
などと言う人はよくいますし、実際僕もそうだったりしました・・・
実に愚かだったと思ってます・・・
一人で生きている、などと思い込んでいても、知らず知らずどこかで必ず誰かの助けを得て生きているはずなんです。
例えば超根本的な話をすれば、誰の助けもなく生きていると思い込んでいる人間だって、衣食住はあるわけです。
食べ物は誰が作ってくれているのか?
着ているものは誰が作ってくれらものか??
普段何気なく歩いている道路だって、誰かが掃除してくれているから転ばずに歩けるわけです。
結局他の誰かの力によって作られたものを僕らは食し着て生活しているわけです。
人間が一人で誰にも頼ることなく生きることなんて不可能なんです。
で、大事なことはそれに気づくかどうかだと思います。
知らず知らずのうちに誰かの助けを得て生きているってことに気づかないことが一番愚か者だと思います。
はやくそのことに気づかなければならないと考えます。
自分はひとりじゃない、いろんな人の助けの上に成り立っているんだと気づくことにより、いろんなものに対する感謝の気持ちが生まれます。
小さなことでも人に感謝できる人間になれるわけです。
感謝することができれば、今度は人に対して優しくできるようになります。
人にやさしくできれば、今度は人から感謝され優しくされるようになります。
人に感謝し感謝されるようになることって、とても幸せなことだと思います。
「笑顔と感謝があれば、幸せは向うからやってくる」
僕の座右の銘の一つですが、まさにこのことでしょう。
いつも誰かのおかげで僕らは生きているんだ。
そういう思いを忘れないことが、自身の幸せにもつながることなんだと今回僕は実感したし、それを皆さんに伝えたい。
一人じゃない!
だから感謝を忘れてはならない!!
僕がチームアクエリアスに入隊して学んだ最後の事を皆さんにお伝えし、僕の1年間の挑戦レポを終わらせていただきます。
1年間ありがとうございました。