明日で病児保育室ブルーラグーンは1周年を迎えます。
1年間、まさに文字通りイバラの道でした・・・
公的補助がまったくもらえない、市の児童福祉課は見て見ぬふり、それどころか僕のことを毛嫌いしている・・・そんなこんなで運営には多額の赤字を抱えてやってきました。
ですが利用者・登録者はウナギ登り。
1年間で1000人近い登録者になりました。
夏の時期は多少落ち込みましたが、基本的に連日満員でキャンセル待ちが続出している状況です。
この施設の必要性を改めて感じた1年でした。
繰り返しますが、本当に厳しい運営です・・・
さっさと閉めて、美容皮膚科でもオープンしたほうがどんなに儲かるか・・・そんな悪魔のささやきは数知れず・・・
本当に「もうやめちゃいたい」とくじけそうになったことも何百回とありました。
今もです。
でも、そんな僕を支えてくれるのは、利用して下さる皆様の感謝の声、そして、
逆境でも僕についてきてくれる信頼できるスタッフ達があったからです。
先日、ささやかな1周年祝いをした時の写真です。
彼女らが一生懸命がんばる姿をみて、僕は何度も勇気づけられました。
続けなければ!と思えるようになりました。
さて現実に話はもどりますが・・・
先日議会に提出した一万人を超える署名と請願書が、そろそろ委員会審議にかかります。
そこで来年度以降にブルーラグーンなどの民間で頑張っている病児保育施設に対して、行政としてどういった手助けをしてくれるのかが分かります。
正直言って情勢は圧倒的に不利みたいです。
運営も激烈に厳しいことから、2年目に入った今年度は申し訳ありませんが利用料金の値上げをせざるをえないかもしれません。
断腸の思いなのですが、そうでもしないと今度は僕自身の生活がいよいよ危うくなってきてしまうのです。
利用される方には負担増を強いてしまうことになりますが、ブルーラグーンじゃなきゃできない病児保育サービスを今後も展開していきますので、どうか料金が上がっても変わらぬご支援をお願いいたします。