前回の記事では、オープンして2週間でキャンセル待ちが出るまでになったと書きました。


が、その後は意外に利用者数が伸びません・・・


もっとも経営的には何の変りもありません。

1日2500円ですから、6人埋まっても1日の売り上げは15000円。

2人しか利用が無くても5000円。

全体の経費が大赤字なので、5000円も15000円も50歩100歩なんです。


そもそもBlueLagoonの目的が利益追求ではなく、この施設の必要性を世にアピールすることにあるので、売上などはまったく眼中にありません。

(というか15000円ごときでは売上の足しになりませんし・・・)

でも、やはり利用者が多いに越したことはありません。

「これだけ利用者が殺到してるんだぜ!」

と行政にアピールしたいんです。



利用者が伸びない理由は多々あります。


そもそも病児保育施設という特性上、利用者数に日々バラツキがあるのは当然です。


次に宣伝不足があると思います。

以前書いたように市からいちゃもんをつけられたため、大々的に宣伝戦略を実施することができませんでした。

結果、当院の受診患者さんやこのブログの読者さん、そしてそれらから広がる口コミだけに頼るしかなかったのです。


少しでも多くの方々に認知していただくよう、地道な努力が要求されるようです。


ライバルはエンゼル(病後児施設)ですが、そこは連日キャンセル待ちで大混雑。

エンゼルは市が補助金を出して業務委託している事業で、川崎市のどこの小児科にかかってもエンゼルの指示書をもらうことが出来ます。

エンゼルのバックには川崎市と川崎市中の小児科がついてます。

対してBlueLagoonは僕個人が行っている事業なので、他の小児科が一切協力してくれません。

(医師会や園医部会に掛け合いましたが、「協力しない」と言われてしまいました)


この差は想定していましたが、これほどとは思いませんでした。。。

やはり行政の補助(金銭面以外も含めて)がないと生き残るのが厳しいと痛感するここ数日です。



さて、ではどうやって利用者を伸ばすか。

ここからは頭脳勝負です。頭脳ならだれにも負けません。

利用者を増やすためのアイデアは湯水のごとく湧いてきます。

出来ることと出来ないことがありますが、出来ることはジャンジャン実践してくのみですね。



どういったことを実践してくか、今後少しずつ書いていきます。