昨日の記事に続くような感じですが・・・


「不活化ポリオワクチン接種後に死亡」

という見出し。


びっくりしてよお~く記事を読むと、接種後18日目に死亡しており、当時嘔吐などの症状があり呼吸器に詰まらせた可能性もあるとのこと。

でもって(当然ながら)因果関係については調査中だと。


ここまで読めば、どう考えても死亡原因がワクチンであるはずがないと分かります。

単純に胃腸炎かなんかで嘔吐して、その吐物が気道に詰まって窒息したものと考えるのが、一番自然です。

もちろん調査中なので、もしかすると因果関係が証明されるかもしれませんが・・・

(まずないでしょう)


だいたい、ワクチン接種18日後に病死した件を、いちいち報道する必要があるでしょうか。


悪意があるとしか思えません。


例えばある人が交通事故で死亡したとしましょう。

その人は調べてみると18日前に予防接種をしていることが分かりました。

それを

「ワクチン接種した人が18日後に死亡!」

と書きたてるのと同レベルです。


以前の同時接種騒ぎの時と同様です。

死亡と全く因果関係が無いのに、あたかも因果関係があるかのように書く。



こういう悪意ある記事で民衆の不安を煽るようなことをされると、昨日も書いたように一部の反ワクチン団体やら宗教じみた馬鹿な親達が、「ほらやっぱりワクチンは危険なんだ!」とのさばることにつながりかねません。


この記事を書いた時事通信の記者はおそらく自身が反ワクチン主義の人なんでしょう。

そうとしか考えられません。



それにしても報道の自由とは言いますが、情報を湾曲してねつ造して不安を煽るようなやり方、これを公平な報道と呼べるのでしょうか。


だから日本はいつまでたっても「ワクチン後進国」なのです。