僕は長年胃を患っています。
患っているといっても何か病気があるわけではない(と思う)のですが、胃薬が手放せないほど胃の具合は慢性的に悪いんです。
それなら胃カメラぐらい受ければいいじゃんと思われるかもしれませんが、そこは筋金入りのヘタレの僕です。
恐くて受けられません・・・
お隣に消化器がご専門の長瀬先生が開業されて、内視鏡の腕もピカイチという評判を聞いても、それでも1年近く検査を受けることを躊躇し続けてきたのです・・・
医者の不養生とはよく言ったもの。
もともと考え込みやすいA型気質、開業してなにかと心配事がたえない毎日たまっている多大なストレス、そして毎晩飲むシャンパン(最近は1本飲んでしまいます・・・)。。。
でも、医療法人を設立して今後病児保育室なども拡張していき、イケイケな流れの中で自分の体が原因でコケてしまうようなことは嫌です。
イケイケな時ほど落とし穴は多いもの。
古くは織田信長もそうでした。
イケイケな時ほど、落とし穴がないか充分に身辺に注意を払って生きていかねばならないと思っていました。
そのためにはまず、自分の体が健康でなければなりません。
長年患っている胃は、早急に診ておかねばならない臓器でした。
僕も35歳。癌年齢ですし、胃ガンはやはり恐いです。
そこで、ついに先日大決心して内視鏡検査を受けてきたのです。
長瀬先生は実に内視鏡がお上手!!
経鼻でしたが、まったく苦痛なく検査をしてくださいました。
おススメですよ!!
さて肝心の結果は。。。
1.胃潰瘍、十二指腸潰瘍多数
2.逆流性食道炎
3.萎縮性胃炎
典型的なストレスによる慢性胃炎でした。
胃薬を常用しているのにもかかわらず潰瘍だらけの胃を見て、長瀬先生も驚いておられました・・・
どんだけ胃を酷使してんねん!
内科学は専門じゃないので、久々に教科書を見て調べてしまいました。
どの病気も、暴飲暴食や飲酒、ストレスといった、僕に当てはまるものばかりでした・・・
生活習慣を改めねばなりませんね・・・
そしてストレスを適度に発散せねば・・・
自分だけの体じゃありません。
妻、息子、クリニックのスタッフ、患者さん、そして読者さん・・・
皆を背負っていかねばならない訳で、自分の体は充分にいたわらないといけませんね。
それにしても、萎縮性胃炎。
原因は胃粘膜の老化だそうで、治らないとのこと・・・
ピロリ菌が原因でもなるそうなのですが、僕はピロリ菌は陰性でした。
ストレスと胃の酷使により胃粘膜も歳をとってしまったのでしょうか・・・
ところで・・・
ストレスはどうやったら取れるんでしょうか??
「気晴らしになることをすればいいでしょ」
と簡単に言いますが、意外に趣味の少ない僕には難しい注文です。。。
妻子を抱えてそう簡単に気晴らしはできません。。。
おまけに、考えこんじゃうこの性格は治しようがありません・・・
どうしたもんでしょうか・・・