神奈川県知事が、県で行う不活化ポリオワクチンによって健康被害が生じた際には、一定の基準での補償を行うと初めて発表しました。


これまで当ブログでも批判してきたように、

「やってあげるけど、補償がないからね」

というのが知事の一貫したスタンスだったので、この方針転換にはびっくりしています。

(以前の記事「責任持たない医療って・・・」 を参照)


・・・が同時に、僕のような有識者が周囲にいるはずなので、

「知事、やはり補償がないのはまずいでしょう」

「そう?じゃあ補償してあげちゃおうか」

なんてやり取りがあったことでしょうね。


いずれにしても、な~んか僕らが盛んに批判してたのを知って方針転換したようで、後出しジャンケン的な感は否めませんが。

邪推だけど、知事は絶対に僕のブログを呼んでいるような気がします!

だってここで僕が言っている事と同じことを会見で言ってるんだもん。



ただ、一時見舞金の額としては少なすぎるきがするのですが、いかがでしょうか・・・


まあ何にせよ、紆余曲折を経て周囲の取り巻きに振舞わされながらも、神奈川県独自の不活化ワクチンは一応正しい方向に向きつつようなので、僕もここで一定の理解を示すことにしましょう。

これが良い意味で他県にも広がればいいですね。


あとは今後ですね。

初回たった1200人分しか輸入しなかったのを、今後どこまで現実的な数に増やすか。

それによって知事の本気度を測るとしましょう。



ところで1200人分輸入してあるはずなのに、現在予約は400人くらいだとか。

ネックだった補償もちゃんと付与されることになったし、今まで県の方針に疑いの目を持っていた皆さんもこれで安心してワクチンを接種していただいてよいと思います。

神奈川県民の皆さん、チャンスですぞ!!