結論から言いますと、僕は漢方は嫌いです。


まず自分が試して効いた気がしない。

苦い。

食前に飲むので忘れがち。


そもそも中国4千年の歴史に裏付けられた人類の偉大な知識の素晴らしさは評価しますが、HiPhoneだとか作っている国の医学って「?」と思ってしまいます・・・

(偏見に満ちた意見なので反論はご勘弁)



ところが、やはり優秀な先生となると、一般的なお薬を使う西洋医学と漢方を上手に併用して治療しており、効果を出しています。


お隣の長瀬先生がまさにそれで、非常に効果的に漢方を使われます。

僕も長年胃の具合が悪く西洋医学のお薬ばかり使っていたのですが、長瀬先生に相談して漢方の併用を勧められたので試してみるとあら不思議。

漢方が効かない僕なのに、胃の具合がウソみたいに改善してしまいました。


確かに、何種類ものお薬を使えばそれだけ副作用の可能性が高くなるわけで、極力お薬を減らして、ある意味オーガニックである漢方を併用することで西洋のお薬の負担を減らせる。そして充分な効果が得られるのであれば、これは素晴らしいことですよね。



ですが小児科領域となると話は変わってきます。


小児科では、嫌がる子供にいかに上手にお薬を飲ませるか、これが鍵です。

ですので苦い漢方はほとんど使われません。


ところが困ったことに、西洋医学を一切否定して漢方のみでの治療を「売り」とされている小児科や皮膚科の先生がおられたりします。

特に喘息やアトピーなどを「ご専門」とされている先生で。

漢方しか処方しないので、子供は一向に治りません。

理由は2つ。


1.苦い漢方なんて子供は飲めないから

2.そもそも漢方は補助的な治療でしかないので、それ単品でアレルギーは治りっこない


「当院では副作用のない漢方での治療をしています」と謳って宗教じみた治療をしている医院があったりしますが、注意しましょう。

そういった医院を信じて長年治療してきたけど全然治らなくて当院に駆け込んで、ちゃんとした治療をしたらウソみたいに治っちゃった、そんなケースは意外に多いんです。


漢方の素晴らしさは置いといて、まず子供が飲めなければ話になりませんよね。

製薬会社さんもイチゴ味で美味しい漢方とか開発すればいいのに。


そもそも漢方なんぞで病気が治るのなら苦労しません!



そんなこんなでして、僕は漢方は一切処方いたしません!!