今回の山行は、新潟県妙高市にある「妙高山(みょうこうさん)」2,454mで、日本百名山の一つです。
 
「越後富士」とも呼ばれる「妙高山」の麓には、赤倉温泉、池ノ平温泉、関温泉などのスキー場を有する温泉が多くございます。
 
それらの温泉の中でも、一番奥まったところにある「燕温泉」を登山口とした下記コースをピストンで歩きました。
 
「燕温泉」〜「北地獄谷分岐」〜「天狗堂」〜「妙高山」
 
「山と高原地図」でのコースタイムは、登り4時間40分、下り3時間30分、合計8時間10分(休憩含まず)と少々長めのコースです。
 
 前日に「火打山」を登った翌日の山行となった「妙高山」、最後までお付き合いを頂けると幸いでございます。
 
【日帰り 妙高山 8/15(土) - ①】
 
 前日、お隣の百名山「火打山」に登り、下山後に「妙高山」の登山口の一つ「燕温泉」へ移動しました。
 
時間に余裕があったので、小さな温泉街を抜けて、登山口を確認しに行きます。
上写真は、登山口から温泉街を振り返ったもの。
 
ザックリとした地図は、この通りで「黄金の湯(左上)」の前を通る道にて「妙高山」を目指しました。(下山は「麻平方面」から)
 
登山口を「燕温泉」としたのは、温泉好きの方々が口々に「燕温泉は名湯だ!」とオススメされていたから。
「燕温泉」の感想は、とても良い泉質であることは感じられたのですが、とにかくお湯が熱く、長くつかっていられませんでした💦 
ゆっくりつかりに、寒いシーズンにまた訪れたいです。
 
 登山当日、04:00に起床し、出発の準備を開始します。
04:45には朝焼けで空が赤く染まってました。
 
登山準備を整え、05:00に「妙高山」山頂を目指して出発します!(05:00)
温泉街のメインストリートを上がっていきます。
 
尚、駐車場は温泉街の入り口手前に、下写真のようにございます。
 
温泉街を抜けると登山口の標識「妙高山 燕温泉登山口」があり、ここで登山届けを提出します。
 
登山道案内図、「現在地」から「北池地獄谷」の左側(南側)の登山道を進み、山頂を目指します。(下山は右側/北側を歩いた)
 
案内図の通り、登山口は分岐となっており、左手「黄金の湯」がある方へ進みます。(05:05)
ちなみに右手へ進むと「河原の湯」があり、下山時はこちらからおりました。
 
しばらくは舗装された道です。
 
こちらが「黄金の湯」の入り口、登山道の右側にございました。(05:10)
 
「黄金の湯」を通過して、振り返った写真がこちら↓↓↓
右奥に見えるのが温泉街、中央が「黄金の湯」です。
 
しばらく進むと分岐があり、標識の通り「妙高山」は右手へ進みます。
 
分岐点に設置されている標識「妙高山登山道入口」(05:30)
 
尚、ここまでも、しっかりとた登り坂で、振り返った景色でも標高を上げたことがわかります。
 
先ほどの分岐で、車は入って来れないほどの道幅になりましたが、引き続き舗装路です。
 
分岐から20分ほど進むとビニールシートに囲まれた小屋がみえてきます。(下写真右奥)
尚、中央奥に見えている山は「前山」です。

その小屋に到着してみると「赤倉温泉 原湯」でした。(05:55)
そこらじゅうで、シューシューとガスが吹き出してました。
 
ここでは、水も豊富に湧き出ておりました。
image
 
ここから麓にある温泉街へお湯が流れているのでしょうか。
舗装されているのは、原湯施設を管理するためですね。
 
原湯から少し先へ進むと、登山道の右手に滝が見え、舗装路はこの辺りまで。
 
下の滝が「光明滝」、上の滝が「称明滝」だと思います。
 
この滝の左側に登山道があるのですが、傾斜が急で道幅もせまく、なにげにこの辺りが一番危険に感じたところです。
 
トラロープが設置されていた区間、写真ではわかりにくいですが、斜度があり、下り時には雨が降ったらロープなしでは通過できないかと。
ここを通過していて、下り時には、「北地獄谷」の北側にある登山道を歩くことに決めました。
 
少々ビビりながら滝の脇にある登山道を登り切ると、沢を渡ります。
沢は、流れている水質のせいか、赤茶色してます。
 
沢沿いを少し進むと「北地獄谷分岐」に到着です。(06:25)
「登山口」から約1時間20分、「赤倉温泉 原湯」から約30分、
 
さらに5分ほど沢沿いを歩くと「湯道分岐」に到着(06:30)
ここは先ほどの分岐ともつながっていて、「北地獄谷」の左右にある2つの登山道の分岐点です。
「胸突き八丁」方面が「妙高山」、「血の池」方面が下山時に通ることを決めた方面です。
 
「湯道分岐」から20分ほど歩くと「胸突き八丁入口」に到着、ここから登り傾斜がキツくなります。
 
「胸突き八丁」の標識
 
登山道の傾斜はこんな感じ、伝わりますでしょうか?💦
 
「湯道分岐」から約25分、「胸突き八丁」の途中にひらけた場所があり5分ほど休憩します。
 
休憩後も厳しい登りが続きます!
 
5合目の標識、次のポイント「天狗堂」まで300mかな。。。
 
途中にはロープが設置されている箇所もあるほど。
 
と、厳しい登り「胸突き八丁」を登り切り、「天狗堂」に到着です!(07:25)
「登山口」から約2時間20分、「北地獄谷分岐」から約1時間、
 
ここ「天狗堂」が6合目
 
標高1,930mのポイント、登山口が1,170mなので860mも登ってきました。
目指す「妙高山」山頂の標高は2,454mなので、まだ500m以上の標高差があり、コースタイムでは2時間です。。。
 
(つづく)
 
燕温泉登山口 05:05
北地獄谷分岐 06:25
天狗堂 07:25(休憩10分)07:35