【日帰り 鳥海山 7/24(金) - ③】

 

「鳥海山」山頂の「新山」への登頂後、下山を開始し、「新山・外輪分岐」へ到着したところからの続きです。

下写真が「新山・外輪分岐」付近から見た「新山」です
 
「新山・外輪分岐」から登ってきた道「湯ノ台口コース」にて下山します。(11:25)
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上写真標柱にある「伏拝岳(ふしおがみだけ)」方面へ進みます。
 

「新山・外輪分岐」からすぐに、「大清水」へ下山する「百宅口コース(ももやけぐち)」との分岐があります。

 

 外輪上の登山道、空の上を歩いてるようで気持ちのいい道です(^^)
 
 稜線上に登山道が延びてます。
 
「行者岳」にはハシゴがあります。
 
稜線の右側には「千蛇谷」があり、その谷にも登山道があります。(千蛇谷コース)
 
ふり返って、最後に「鳥海山」山頂の「新山」を見納めます。
 
「新山・外輪分岐」の分岐から30分ほどで「伏拝岳」に到着(11:55)
 
「伏拝岳」にて10分ほど休憩して、「河原宿・湯ノ台」方面へと「薊坂」を下ります。(12:05)
 上写真奥へと向かっている登山道は「鳥海湖・御浜」「鉾立」などに至ります。
 
「薊坂」を下り、「薊坂入口」にてアイゼンを装着して、一つ目の雪渓「小雪路」を下りて行きます。(12:35)
 登りの時は、夏道を登りましたが、下りは雪渓上を歩きます。
尚、この雪渓「小雪路」では、テレマークスキーを楽しまれている方々がいらっしゃいました。
 
「小雪路」を下り終えたあと、アイゼンを外さず、そのまま少し雪渓の無いところを歩き、雪渓「大雪路」へと続く大きな雪渓まで進みます。
上写真の右手から雪渓へ入りました。
 
 ガスってないので、夏道ではなく雪渓上を歩けると判断です。
 尚、夏道は上写真の左手にあります。
 
 雪渓歩きの途中で、下りてきた道を振り返ります。
 
 下写真は進行方向で、中央にある雪渓の先まで下りて行きます。
 
 雪渓「大雪路」を下り終えると、もう雪渓は無いので、アイゼンを外します。(13:15)
 
下写真は、アイゼンを外した場所からの「河原宿小屋」方面(下山進行方向)
 
 「新山・外輪分岐」から約2時間10分、「伏拝岳」から約1時間30分、「薊坂入口」から約1時間で、「河原宿小屋」に到着です。(13:35)
 
「河原宿小屋」から下ってきた道を振り返る。
 
 下写真の建屋は「河原宿小屋」のトイレ、管理されたキレイなトイレです。
 
 「河原宿小屋」を出て10分ほどで「八丁坂」に取り付きます。
 
「八丁坂」を下っている途中、右手には日本海の海岸線がチラッと見えました。
 
左手には「滝ノ小屋」が見えてきます。
 
「八丁坂」を下り終えたところにある分岐に到着で、「滝ノ小屋」方面へ進みます。(湯ノ台口コース)
 
先ほどの分岐から10分少々で「滝ノ小屋」に到着です。(14:25)
「新山・外輪分岐」から約3時間、「伏拝岳」から約2時間20分、「薊坂入口」から約1時間50分、歩きました。
 
ここで山バッチとコカコーラを購入しました。
 
「滝ノ小屋」から15分ほどで登山口に到着です!(14:50)
「新山・外輪分岐」から約3時間25分、「伏拝岳」から約2時間45分、「薊坂入口」から約2時間15分、歩いて下山完了です。
06:00に出発したので往復で約9時間でした。
 
登山口正面にある建物
 
1階はトイレになっていて、24時間の使用ができない旨の注意書が貼られています。
一番近いトイレは徒歩20分の場所にある「滝ノ小屋」になるのかなと。
 
24時間解放されている2階の休憩室。
 
建物の外にあった看板、「鳥海山」の固有種「チョウカイアザミ」と「チョウカイフスマ」が紹介されてます。
この2つの花を実際に見るには、4時間ほどかけて山頂付近まで登ることになります。
 
全てでは無いですが、「鳥海山」で出会った花たち。
さすが「花の百名山」で、たくさんの花が咲いておりました。
 
美味しかった地酒「フモトヰ(麓井)」を購入しに、再び「大黒屋(〒999-8235山形県酒田市観音寺136)」さんへ立ち寄りました。
 
昨日には見られなかった庄内平野からの「鳥海山」の姿、「出羽富士」と呼ばれるだけあって素晴らしい山容です。
名残惜しくも、次の日本百名山「蔵王山」へ向けて移動しました。
 
---今回の山を振り返って---
 
昨日に登った「月山」と同じく「花の百名山」でもある「鳥海山」は多くの高山植物を楽しむことが出来ました。
 
山頂の「新山」はスペースが広く無いことから、写真撮影にて少々渋滞気味でした。
それでも、北アルプスの「槍ヶ岳」の渋滞に比べれば、なんて事はない程度です。
 
登山道、今回に歩いたのは「湯ノ台口コース」ですが、樹林帯、草原、雪渓、稜線、岩場と変化に富んだコースでした。
さすが百名山!というくらい、登山道はしっかり整備されておりましたが、一ヶ所だけ「新山・外輪分岐」からの下りは、人工落石に要注意された方がいいです。
他には、このコース中にある「薊坂(あざみざか)」の登りは、斜度があり、なかなかキツかった印象です。
 
あと、この「湯ノ台口コース」、数あるコースの中で最短とされておりますが、約9時間を要しました。(「山と高原地図」でのコースタイムは8時間30分)
それでも、また登ってみたいと思う「鳥海山」、次回は日本海側からのコースを歩いてみたいです。
 
(おしまい)
 
湯ノ台口登山口 06:00
滝ノ小屋 06:20
河原宿小屋 07:20(休憩10分)07:30
薊坂入口 08:45
伏拝岳 09:25
新山・外輪分岐 09:55
新山・小屋分岐 10:10
新山(山頂) 10:45
新山・小屋分岐 10:55(休憩20分)11:15
新山・外輪分岐 11:25
伏拝岳 11:55(休憩10分)12:05
薊坂入口 12:35
河原宿小屋 13:35
滝ノ小屋 14:25(休憩10分)14:35
湯ノ台口登山口 14:50