今回の山行は、山形県の中央部にある標高1,984mの「月山(がっさん)」で、日本百名山の一つです。

 

磐梯朝日国立公園に属している「月山」は、花の百名山としても有名で、たくさんの高山植物が咲いておりました。

 

また、「月山」は、修験者の山岳信仰の山としても知られており、現代においても修験者や参拝者が山頂にある神社へ登られているそうです。

 

そんな「月山」への登山コースは「月山リフト」を使った下記ルートを歩きました。

 

「リフト上駅」〜「牛首下分岐」〜「牛首」〜「月山山頂(月山神社)」〜「牛首」〜「金姥」〜「姥ヶ岳」〜「リフト上駅」

 

山と高原地図でのコースタイムは3時間50分(休憩なし)で、「志津(リフト)口コース」という初級コースだそうです。

 

 それでは、お時間がございましたら、最後までお付き合いいただけると幸いでございます(^^)

 

 尚、せっかくの4連休にて、山形県にある日本百名山「月山」「鳥海山」「蔵王山」と3連登します。

 

【日帰り 月山 7/23(木) - ①】

 

7/22(水)に会社から帰宅後、早々に出発の準備を済ませ、横浜を21時頃に自宅を出発し、「月山」の登山口「姥沢駐車場(うばさわ)」へ、東北自動車道から山形自動車道と経由して向かいます。

 

登山口に一番近いICは「月山IC」ですが、「月山IC」で下りると登山口までの区間にコンビニがないため、一つ手前の「西川IC」で下りて、「セブンイレブン西川町間沢店」へ立ち寄りました。

コンビニへ行きたい方はご注意くださいませ(^^)

 

02:30頃に「姥沢駐車場」へ到着し、車中泊にて06:00頃に起床し準備を開始しましたが、ガスの中で少々テンションが下がる。。。

上写真の右の建物はトイレですが、ウォシュレット完備の大変綺麗なトイレでございました。

 

トイレと駐車場を背にしたのが上写真で、リフトのある進行方向になります。

レインスーツを着て、テンション下がり気味ですが「月山山頂」へ向けて出発です!(スタート07:35)

 

駐車場から10分ほど歩くと「料金所」があります。

 

ここで「月山環境美化協力金」として200円を支払います。
 

料金所からさらに5分ほど歩くとリフト乗場「リフト下駅(月山ペアリフト)」に到着です。(07:50)

 

階段を上がって受付で往復のチケットを購入しました。(料金は大人往復で1,030円でした

こちらのリフト、営業時間08:00〜16:30との案内でしたが、少しフライングして運転を開始されておりました。

 

チケット売場前に登山届けのポストが設置されております。
 
「リフト下駅」屋外に出てリフトに乗車します。
 
15分ほどで「リフト上駅」へ到着です。(08:10)
 
歩いても「姥沢駐車場」まで下るコースがございますが、「リフト上駅」から「姥沢駐車場」までのコースタイムは約2時間もあるようです。
 
それでは「リフト上駅」から「月山山頂」へ向けて出発です!(08:15)
 
昨年に「令和」へ変更されたのでしょうか、この鐘の横の登山道を進みます。
 
石畳、百名山は登山道の整備がされてます。
 
「リフト上駅」から10分ほどで「月山」と「姥ヶ岳」との分岐に到着(08:25)
上写真、左上へ進むと「姥ヶ岳」、右上へ進むと「月山」です。
 
「姥ヶ岳」との分岐から先は、しばらく木道が続きます。
 
木道の脇には高山植物がたくさん咲いています。(黄色の花:ニッコウキスゲ、ピンクの花:ヨツバシオガマ)
「月山」は花の百名山でもあります。
 
7月下旬ですが、雪渓が所々残っていて、スキーをかついで登られている方がいらっしゃいました。
 
「月山」の山頂方面、ガスってます。。。
 
「リフト上駅」と「月山山頂」との中間地点、リフト上駅から約45分で到着。(09:00)
 
危険箇所もなくよく整備された登山道です。
 
「牛首」までの軽い登り斜面で雪渓登り、軽アイゼンを持参していましたが、この時は使いませんでした。
下りでは、この雪渓を通過しませんでしたが、もしかすると下りでは使用していた?、かもです。
 
雪渓を登り切ると「牛首」に到着、「リフト上駅」から1時間程度です。(09:15)
上写真の右方面が「月山山頂」、左が出羽三山の奥の院「湯殿山神社」方面で「姥ヶ岳」へも至ります。
尚、出羽三山というのがあり、「月山」「湯殿山」「羽黒山」の総称だそうです。
 
急騰もなく歩きやすい登山道が続いてきましたが、この先は「月山山頂」まで登り傾斜が強くなります。
 
「牛首」付近から登ってきた道を振り返る。
「牛首」付近から登ってきた道を振り返る。
 
たくさんの高山植物が咲いていたのでまとめてみました。
「月山ビジターセンター」のホームページ「月山に咲く花」をご覧下さい。
 
「鍛冶稲荷神社」に到着、「牛首」から約45分(10:00)
 
「鍛冶稲荷神社」前の登山道、「月山山頂」までもう少しです。
 
「鍛冶稲荷神社」から5分ほどで開けた場所に出ます。
上写真左手に見える石塔には、松尾芭蕉の「奥の細道」に書かれている句「雲の峰いくつ崩れて月の山」が書かれております。
 
もう5分程進むと小屋が見えて来ました。
晴れていれば、もっと前から小屋を視認できていたと思いますが、残念ながら小雨模様です。。。
 
その小屋は「月山頂上小屋」でしたが、7月31日頃の営業開始予定ということで、まだオープンしていませんでした。(この日は7/23)
 
「月山頂上小屋」の少し先に「月山神社本宮」があります。
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「姥沢駐車場」から約3時間40分、「リフト上駅」から約3時間、「牛首」から約1時間にて「月山神社」に到着です!(10:15)
 
(つづく)
 
姥沢駐車場 07:35
リフト下駅 07:50
リフト上駅 08:10(休憩5分)08:15
姥ヶ岳分岐 08:25
牛首 09:15
月山神社本宮 10:15