今回の山行は、岐阜県と長野県にまたがる標高2,191m「恵那山(えなさん)」で、中央アルプス最南端にある日本百名山の一つです。
「恵那山」について調べてみると、天照大神がここで降誕されたことが伝わるほど歴史の長いお山で、日本アルプスの父「ウォルター・ウェストン」も登って世界へ紹介されたそうです。
しかし、私の山の先輩たちからは、山頂での眺望も無く、虫が多く、あまり楽しめない山で、「日本百名山に選ばれた理由がわからない。」と聞いておりました(笑)
そんな「恵那山」の登山コースは、「広河原ルート」を選択し、ピストンしました。
「林道ゲート」〜「広河原登山口」〜「恵那山山頂」
この「広河原ルート」は、2001年に完成した恵那山頂まで最短で登ることのできる登山道だそうです。
尚、「山と高原地図」のコースタイムでは、登り4:10、下り2:45の合計6時間55分です。
それでは、最後までお付き合いを頂けると幸いでございます。
【恵那山6/22(月)①】
天気予報があまり良くなく、登るかどうかを直前まで迷いましたが、簡単に登りに来ることが出来ないですし、入山時に雨が降っていなかったので、登ることにしました。
予定通り「広河原登山口ゲート」から登山開始です。(06:10)
尚、登山口ゲートの隣には登山届けボックスとトイレがあり、トイレは管理されたきれいなトイレでした。
ゲートから先は、「木谷川」に沿って、しばらく舗装路「峰越林道」を歩きます。
尚、「恵那山」は上写真の左側斜面を登っていく事になりますが、なかなかの斜度です。。。
トンネルをくぐって3分ほど歩くと、、、
「広河原登山口」に到着です。(06:35)
林道の左側に登山口があり、ゲートから約25分でした。
林道から登山口に入り、「木谷川」へ下りていくと橋があり、渡り終えたら左手へ進みます。
橋を渡り終えた後、すぐは比較的平坦な道でしたが、下写真の看板から先からは急坂となります。
写真では伝わりづらいかも知れませんが、こんな感じです。
「広河原登山口」から20分ほどで下写真の標識があらわれカウントダウンが開始されます。(1/10 - 06:55)
急坂は続きますが、登山道はよく整備されていて、とても歩きやすいです。
カウントダウンは300m毎のようです。(2/10 - 07:15)
引き続き登りが続きます💦
(3/10 - 07:30)
上写真は「山と高原の地図」上にある「1716」付近にあり、なだらかな斜度です。(4/10 - 07:45)
なだらかな道を、勝手に「平和通り」と言ってます。(笑)
「4/10」から5分ほど進むと視界が開けるところに、晴れていれば南アルプスが望めたはず。
ようやく半分、「広河原登山口」から約1時間20分(5/10 - 07:55)
このあたりで、直接雨にあたるようになり、レーンスーツを着用します。
途中、何ヶ所かハシゴがありました。
(6/10 - 08:15)
このあたりは視界が開けた登山道を歩きます。
晴れていれば気持ちの良い道だと思います。
「6/10」から10分ほどで、ロープが設置された岩場に到着です。
ロープと岩場を避けて、木の根を使って通過しました。
岩場のすぐ上に「7/10」の標識があります。(7/10 - 08:25)
さらに15分ほど歩いて「8/10」に(8/10 - 08:40)
稜線に出たのか、比較的なだらかな道に変わります。
「8/10」から10分ほどで「9/10」の標識へ(9/10 - 08:50)
ゴツゴツとした大きめの石のある登山道に。
コケもたくさん生えていて、山の雰囲気が変わります。
山頂直下では、かすみがかかっていて、少し幻想的でした。
そんな雰囲気を登って「恵那山」山頂に到着です。(09:10)
「広河原登山口」から約2時間35分、ゲートから約3時間で登頂です(^^)
聞いていた通り、高い木にかこまれている為に眺望は望めそうにありません。
雨が降っているので、今回は関係ありませんが(笑)
尚、心配していた虫の大群ですが、少し雨がパラついていたせいか、ほとんど飛んでいませんでした。
(つづく)
ゲート 06:10
広河原登山口 06:35
1716(4/10標識) 07:45
8/10標識 08:40
恵那山山頂 09:10