【3泊4日 奥大日岳 剱岳 立山 9/14(土) 2日目-②】
「前剱頂上」から少し尾根を歩き、一旦下ってゆきます。
この付近は、登りと下りで歩くルートが異なります。
「前剱」から10分程で「5番目鎖場-前剱」、このあたりのクサリ場から高度感が増してきます！
5番目を通過すると、すぐに「6番目鎖場-前剱」があらわれます。
「6番目鎖場」を下り10分程進むとケルンがあります。
ケルンからの登り返し。
ケルンから10分程で「7番目鎖場-平蔵の頭」あらわれ、登って行きます。
7番目が終わると、すぐに「8番目鎖場-平蔵のコル」があらわれます。
「8番目鎖場-平蔵のコル」を通過して鞍部へ降り立つ（09:45）
いよいよ最後の岩壁登りが待ち構えてます。
この岩壁が、あの有名な「9番目鎖場-カニのたてばい」です。
岩壁を真下から撮影した写真がこちら…ほぼ垂直でクサリや鉄クイがなければ、僕は登れません。
「カニのたてばい」を登り切ると危険箇所はなくなり、ゴツゴツした岩場登りに。
そして、ついに「剱岳」山頂に到着です！（10:20）
下写真は明日に登る「立山」が中央で、その奥には「槍ヶ岳」や「穂高連峰」もみれます。
下写真は富山市街地方面、右側「富山湾」の向こう側は「能登半島」
早朝04:45に「雷鳥沢キャンプ場」を出発し、「剱御前小舎」「剣山荘」を経由して、「剱岳」山頂への途中で、「別山尾根」にある「前剱頂上」からのつづきです。（09:05）
「前剱」から10分程で「5番目鎖場-前剱」、このあたりのクサリ場から高度感が増してきます！
もうクサリや鉄クイを使わないと登れないレベルに。
上写真の中央付近の岩壁を、人が登っているのがみえます。
上からのぞくと、こんな感じ…ほぼ垂直な壁です。
「雷鳥沢キャンプ場」を出発して約5時間35分で、「剱御前小舎」から約4時間、「剱沢キャンプ場」から約3時間20分、「剣山荘」から約2時間30分での登頂でした。
最高の天気に恵まれた「剱岳」山頂でした！
下写真の中央奥には「富士山」が浮かんでます。
それでは「剱岳」山頂でのパノラマ動画をどうぞ(^^)
快晴の「剱岳」山頂を楽しませて頂き、下山を開始します。（10:45） 下りは特に人工落石に気をつけて歩きます。
下山ルートの一つ目のクサリ場が「10番目鎖場-カニのよこばい」です。
下写真は通過後に撮影した「カニのよこばい」です。
少し渋滞しながらも慎重に鎖場を通過してゆきます。
12番目を通過すると登りルートと合流、少し平和な登山道となる。
ケルンから10分少々進むと、また下り専用ルートとなる「13番目鎖場-前剱の門」があらわれます。
「前剱」を通過すると「4番目鎖場-前剱」へ
下写真は「3番目鎖場-前剱大岩」を下りてきた後に振り返ったもの、結構な斜度があり、人工落石をさせないように慎重に通過した。
10分程休憩して下山再開、「剣山荘」までもう少し。
さらに5分程下って「1番目鎖場」を通過
そして無事に「剱岳」山頂から約2時間15分にて「剣山荘」に到着です！（13:00）
「カニのよこばい」を通過するとすぐにハシゴを下ります。
「11番目鎖場-平蔵のコル」、「12番目鎖場-平蔵の頭」は連続しており、プレートの写真しか撮れてなかったです💦
この付近は登りルートの6番目、5番目とのすれ違い。
下りルートでは「前剱」山頂を経由せず、エスケープして進みます。
「前剱」を通過すると「4番目鎖場-前剱」へ
少々渋滞をしており、3番目鎖場上部で絶景をみながら3番目鎖場を下山中の方の通過を待ちます。
下写真は「3番目鎖場-前剱大岩」を下りてきた後に振り返ったもの、結構な斜度があり、人工落石をさせないように慎重に通過した。
上写真から20分程下りて「一服剱」に到着、「前剱」からの下山ルートを振り返ります。（12:25）
10分程休憩して下山再開、「剣山荘」までもう少し。
「一服剱」から約15分下って「2番目鎖場」を通過
そして無事に「剱岳」山頂から約2時間15分にて「剣山荘」に到着です！（13:00）
「剣山荘」⇄「剱岳」のピストンでは約5時間10分の所要時間でした。
また「剣山荘」の小屋前ベンチをお借りして30分の大休憩をさせていただく。
小屋にて「雷鳥沢キャンプ場」までの下山途中の水場の相談をさせて頂いたら、快く水を頂けるとのことで、大変助かりました。
（つづく）
前剱 09:05
平蔵のコル 09:45
剱岳 10:20（休憩25分）10:45
平蔵のコル 11:15
前剱 11:50
一服剱 12:25（休憩10分）12:35
剣山荘 13:00