【日帰り 高妻山 8/4(日) ②】

 「戸隠キャンプ場」を出発して約3時間30分、「高妻山」山頂までの半分ほど歩いた「五地蔵山山頂」からの続きになります。(08:30)

 「五地蔵山山頂」から5分ほどで、ポイント「六弥勒」に到着(08:35)

 ここ「六弥勒」は、弥勒尾根を登ってくる「弥勒新道」との分岐でもあります。
 「六弥勒」の日陰で休憩されている方が多かったです。

 「六弥勒」から「高妻山」を望む、最後の登りがキツそうです…
 しかも、手前にはアップダウンが連続してます💦

 分岐から10分ほど「七薬師」に到着、少し進んだ日陰で15分ほど休憩を入れます。

 次のポイント「八観音」に到着(09:30)

 「八観音」から10分ほどで「九勢至」に到着(09:40)
 ここから先は、ほとんど日陰のない灼熱の稜線歩きになります。(この日の長野市の最高気温36.5度)

 「九勢至」から25分ほど歩いて、急斜面に取り付きます。(10:05)
 ここから斜度が一気に高くなります💦

 途中にはロープが設置されているとこが、数カ所ありました。

 急斜面を30分ほど登り、振り返って歩いてきた稜線を見下ろす。(10:30)

 さらに20分ほど登ると傾斜が緩くなり、ほぼ平坦な道を進んで「十阿弥陀」に到着(10:50)

「十阿弥陀」付近からの山頂、登頂は目前です!

 そして、ようやく「高妻山(2,353m)」に登頂です⤴️⤴️⤴️
 麓のキャンプ場から約6時間、「一不動」から約3時間40分、「六弥勒(分岐)」から約2時間30分での登頂です。

 それでは「高妻山」山頂からのパノラマ動画をどうぞ(^^)


 本当に天気が良く、360度の展望を楽しみながら30分ほど休憩し、下山を開始します。(11:30)
 この天気で景色は最高なのですが、とにかく暑い!

 急坂の途中、登山道左手の山々、少し雲にかかってますが、右のピークから
「妙高山(みょうこうさん/100名山)」2,445.8m
「火打山(ひうちやま/100名山)」2,461.8m
「焼山(やけやま/300名山)」2,400.3m

下写真は「黒姫山(くろひめやま/200名山)」2,053.4m


 下写真は「飯綱山(いいづなやま/200名山)」1,917.3m
 周りには名峰がズラリと並んでます。

 「九勢至」には下山を開始して約50分で到着

 「高妻山」を振り返ってみる…キツかったです(笑)

 次の「八観音」へは、「九勢至」から約10分後に到着

  「ハ観音」〜「七薬師」〜「六弥勒」の区間は、アップダウンが連続してます(^^;)

 登りでも休憩した「七薬師」付近の日陰で15分休憩、やっと日陰でゆっくり出来ました。

 「七薬師」からアップダウンを一つクリアして「六弥勒」に到着(13:20)
 ここは弥勒尾根を下りる「弥勒新道」と、登ってきた道「一不動避難小屋」へ進む登山道との分岐
 あの冷たい「氷清水」を味わいたく「一不動避難小屋」へ進む。

 次のポイント「五地蔵」には5分ほどで到着、「五地蔵山」はエスケープしました。

 「五地蔵」から5分ほど進んだ先の稜線からの景色、左奥は「飯綱山」、眼下には「戸隠キャンプ場」と牧場が見えます。

 なだらかに下って「四普賢」を通過

 「四普賢」から先には、最後のアップダウンが待ってます。

 「四普賢」からアップダウンを約15分で通過して「三文殊」に到着

「三文殊」からはずっと下りになり、約10分後に「二釈迦」

 さらに下ること7-8分、「一不動」に到着です。

 「一不動避難小屋」前の分岐を、下写真左に下り「戸隠キャンプ場」へ下山します。
 尚、上写真の奥の登山道を進むと、200名山「戸隠山」に至ります。

 「一不動避難小屋」から12-3分で、水場「氷清水」に到着、冷たい水で身体を冷やします。(14:20)
 ここで地元の方で、今年4回目の「高妻山」登山の方が「今日は暑過ぎてバテた!」とおっしゃられていた。
 特に厳しい気象条件で、初めての「高妻山」へ登ったようです(^^;)

 「氷清水」で15分ほど休憩をし「帯岩」へ

  「帯岩」をトラバースします。

 「帯岩」から約10分後には「滑滝」に、クサリ場を下りて行きます。

 「滑滝」からずっと沢沿いを歩き、牧場入口に到着
 もう牛はいませんでした。
 
 次の牧柵「弥勒新道」との分岐に到着(15:30)

 舗装路に変わり、牧場とテントサイトの中を歩く
 途中、登山届を提出した建物で靴を洗わせていただきました。

 そして、ようやく「戸隠キャンプ場」に到着です!(15:50)
 出発から10時間50分、「高妻山」山頂から4時間20分での下山となりました。

 のんびりと片付けを済ませ、「戸隠キャンプ場」の受付で山バッチを購入した後は、温泉「戸隠神告げ温泉 湯行館へ立ち寄り、せっかくなので日本三大蕎麦の「戸隠蕎麦」を「手打ちそば 横大門」さんにて頂いて帰路へ。

 ---今回の山行を振り返って---
 
 戸隠連峰の最高峰であり、日本百名山の「高妻山」の登山は、大変暑さに厳しい中での登山となりました。

 暑さだけでなく、登る前に調べた情報の通り、コースタイム約9時間30分という長さや、累積標高差 約1,500m、日帰りの選択のみ、などの厳しさも、存分に味わえる山行でした。

 特に山頂直下の急坂が続く箇所は厳しかったです。

 ただ、厳しかった分、山頂での360度パノラマビューや「氷清水」、歩き切った達成感はとても高まりました。
 
 もし暑い時期に登られる際には、最低でも水は3Lは持参し(個人的にはポカリがオススメ)、予備に「OS1」の携帯する事をお勧め致します。
 
(おしまい)
戸隠キャンプ場 05:00
牧柵(一つ目)05:15
一不動避難小屋 07:05(休憩15分)07:20
六弥勒 08:35
(七薬師付近で15分休憩)
高妻山11:00(休憩30分)11:30
(七薬師付近で15分休憩)
六弥勒 13:20
一不動避難小屋 14:10
(氷清水で15分休憩)
牧柵(一つ目)15:30
戸隠キャンプ場 15:50