元女性アイドルの子供の触ったサンドイッチ買取 | tadahiのブログ

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元女性アイドルの子供の触ったサンドイッチ買取

 

元女性アイドルの光上せあらさんが、病院のカフェで長男がサンドイッチに触り、形が崩れたために、買取を店側から要求されたことに、フリーアナの安東弘樹さんが私見を述べています。この私見が的外れのように感じます。また、この安東さんが56歳でこの程度ということにも驚かされます。

概要は、光上せあらさんが、長男の治療で病院へ行った時に、そこのカフェで長男がサンドイッチに触って形を崩したそうです。そのため、買取を店側から要求され、1330円分を全買取することになったとブログに上げていたそうです。一応、反省はしていたようですが、後のブログで子連れだとコンビニなどに行きにくいという読者からの声に触れて「世の中子連れママに厳しすぎないか?」との思いもつづっていたという内容を、フリーのアナウンサーの安東弘樹さんが紹介しました。

安東さんは、この内世に対して次のように私見を述べています。「ある程度の社会の寛容というのは必要と、僕は思っていて、ちょっと日本の文化そのものが潔癖症で悪いことじゃないんですけど、(光上さんのアップした)サンドイッチの写真を見て、僕は商品にならないとは思わないですね。直に触ったというなら、そうかもですが…」「少子化にも絡んでくるんですけど、一人ひとりの子どもをもっと社会全体の子どもというように受け入れられる社会にならないと、それこそ少子化対策って、心の部分でも中々できないんじゃないかなって。みんなが、その子を育てるって」と話したそうです。私が感じた、安東アナの未熟さを指摘してみたいと思います。

 「ある程度の社会の寛容というのは必要」ということに関しては、私も同感です。しかし、寛容というのは、場合によって違ってくものだと思います。自分の主張だけしかしない人や平気で人を押し除ける人に対しては、寛容ではいけないと思います。煽り運転の横行は、寛容とは真逆であり、非寛容であるべきであり、見つけたら通報するくらいのことが必要だと思っています。安東さんは、日本文化が潔癖症と批判的に捉え、形の崩れたサンドイッチを店側が寛容しろと要求しているような言い方をしています。寛容するのは、客であり、店は寛容できません。形の崩れた商品を売ることは、店では寛容できません。もし、お店に寛容を要求するのであれば、客にも寛容を要求するべきであり、まず、安東さん自身が崩れたサンドイッチを買うべきです。さらに、どのお店に行っても、人が触って崩れているものを率先して買うべきだと思います。安東さんは、そんなことをしているのでしょうか。そもそも、サンドイッチなど買ったことがあるのでしょか。状況が想像できないのではないかと思います。お店の寛容さは、以前はありました。今回と同じように、子供が触って型崩れしたので、買い取りますと申し出ると、いいですよ、大丈夫ですというお店は、以前は多くありました。しかし、今回のように、光上さんは買取を自分から言い出していないようです。自分から言い出せば、お店から買取を要求することはなく、被害者的な話にはならないと思います。お店は寛容を続けたが、次第に光上さんのように、自分から申し出なくなり、「子供がしたんだから仕方ないでしょ」という客が増えたため、寛容をやめたというのが、現実のような気がします。多くの子持ちの人が、自分から言い出せば、中には「いいですよ、大丈夫」というお店もあったと思います。それがないということは、ほとんどの親が「子供がしたんだから仕方ないでしょ」という態度だったからではないでしょか。

そして、「一人ひとりの子どもをもっと社会全体の子どもというように受け入れ、子供をみんなが育てる」必要があるという話につながっていきます。この点が特に世間を全く知らない妄想的発言だと思い、本当に56歳と疑う原因にもなっています。子供に気軽に声をかけられない現状を全く理解していないようです。道を聞きたい時も、不審者と思われるので、子供に聞いてはいけません。子供も恐怖を抱くようです。さらに、危ないことをしていたり、周囲に迷惑な行為をしていても、注意をすると親がやってきて、理不尽な攻撃をされたり、警察を呼ばれたりします。これが世間の現実です。おかしな子を見ても、大人は近づかないのが現実社会です。安東さんの子供の頃のような、子供を注意する大人や老人は、すでに駆逐されているという現実を知らないようです。

子連れだとコンビニなどに行きにくい。世の中子連れママに厳しすぎないか?という感想を多くの子育てをする人たちが感じているようです。しかし、「子供がしたんだから仕方ないでしょ」という態度の子連れ客が多いと感じる人も多数います。他人を気にしない、大声でうるさく、走り回って危ない、注意すると親が逆ギレする、と多くの人が感じていると思います。社会の中で気を遣って子育てすることは、これまでも同じです。そして、そうやって、迷惑をかけないように子育てしている、ふつうの親もたくさんいます。他人であっても、おかしなことをしている子供を注意する大人も以前はいました。しかし、親自体が自分勝手で、暴れる子供を注意しないで放置している親がいるのも事実です。注意すると逆ギレして、もっとひどい状態になります。そして、そんな親の数は増加しています。このような親が増加すれば、子供による被害も増加し、子持ちへの批判的な目は厳しくなり、子連れだとコンビニなどに行きにくい。世の中子連れママに厳しすぎないか?となるのは当然でしょう。問題は、子供の躾ができない親が原因だと思います。躾は子供が社会的に制裁を受けないために身につけさせる、子供のためのものです。また、子供を叱ることと虐待の区別ができていないことも問題解決を難しくしています。そうなれば、社会的制裁として。子供がしたことの責任を取らされることは、当然の帰結となると思います。

少子化問題に「社会全体の子ども」として受けいれることが含まれると考えるのは、浅はかだと思います。少子化のほとんどは、収入の少なさと、社会不安にあると思います。世界情勢は不安定化していますが、ほとんどの国民は、戦争がすぐに起きるとは思っていません。目の前に生命の危機を感じ、子供を作るのをやめようと考える人もいないと思います。そうなれば、経済的な問題を解決することが第一選択となります。結婚すれば、20年間、毎年100万円補助し、子供は、1人年間200万、20歳まで補助する、そして、国の少子化対策にかける資金をそれに全部当てる、というような政策を行えば、少子化対策は可能だと思います。「子連れだとコンビニなどに行きにくい。」「世の中子連れママに厳しすぎ」と少子化は直結しないことだと思います。

 安東アナの話は、上っ面だけの綺麗事のようで、とてもつまらない話に感じました。そして、その内容の薄さと56歳というギャップを感じてしまい、失望してしまいました。