久々のブログはアメブロで始めようと思う。

なぜブログを始めようと思ったか、思い切って書こうと思う。

 

このブログは、自分の再生のためのブログでもある。

 

少々重いテーマになるが、1年半程前に離婚した。

妻と愛娘がいて、家族としての幸せを感じながら暮らしていたが、

それはある日突然終わりを迎えた。

自身は浮気やDV、離婚事由にあたることは一切していないとだけ書いておく。

 

とても慕ってくれていたかわいい娘との離れ離れの暮らしを突然余儀なくされ、

(ちなみに、今もあまり会えていない)

正気を保てなくなった。

酷い鬱になり、会社(就労支援B型の支援員として働いています)も休職と

復職を繰り返し、精神病院に入院まで至った。

 

元妻はともかく、とにかく娘がいないという現実を受け入れられなかったし、

向き合うこともできなかった。

自分の精神状態のおかげで、会社やバンドメンバーに散々迷惑をかけた。

母親も実家が隣なので、食事を差し入れてくれたり、自分が立ち直れるようバックアップ

をしてくれた。

会社の理事長もとても温かい人で、自分のメンタル不調での休職や復職を温かく見守って

下さり、受け入れて下さった。

 

始めは本当に何もできずに、休職中はただひたすら寝て時間が過ぎるのをやり過ごしていた。

起きていれば娘のことばかり考えてしまうから。

そんな日々を1年くらい過ごした。

 

そんな中、一つの、自分にとっての転機が訪れる。

今ベーシストとして所属するバンド、『THE JULIETS』へのライブのオファー。

オファーを出してくれたのは、会社の理事長。

ライブはちょうど半年ほど前の、昨年7月。

実は、理事長も就労支援B型を経営しながら、現役のバンドマンなのである。

まだ1回もライブをしたことが無いバンドへのライブのオファー。

勇気を持って、バンドメンバーに伝えたら、やろうぜってことに。

理事長に伝え、ライブが決定した。

 

一回目のリハーサルは酷かった。

自分のせいだ。

全く準備ができていなかったから。

準備ができるメンタルではまだ無かったから。

 

そこから、本当に僅かながら自分が変わり始める。

毎日5分でもいいからベースを弾こう。

無理なら最悪触るだけでもいいと。

 

JULIETSのギターボーカルの哲也はビートルズが好きだ。

ベースラインのアレンジのために自分もポールマッカートニーの

ベースを聴いてみよう。

 

少しづつ、自分が生きる意味みたいなものを見いだせていく気がしてきた。

時折襲われる孤独感にはまいっていたけど。

 

娘のことも、徐々に、離れていて顔は見えなくても、元気ならいいんじゃないかって思えてき始めていた。

もちろん今も寂しいけど。

 

もう40を過ぎてるけど、これをやらずに死んだら後悔することは何か、考えた。

いくつかあるけど、自分は、ジャズだ。

今まで挑戦しては挫折を繰り返してきたジャズを今こそリトライする時じゃないかと。

以前に、少しだけ習った先生に連絡を取り、ジャズのレッスンを再開することにした。

音楽は死ぬまでできる。

少し離れたことはあったが、今まで続けられたことは音楽しかない。

金になろうがなるまいが、心が豊かに生きるために、自分には音楽が必要なんじゃないかって、

改めて感じ始めていた。

毎日楽器に触り、ジュリエッツの練習をし、ジャズをああでもなあいこうでもないってしてるうちに、

いつしかとんでもない鬱になることは少なくなっていった。

仕事も休職せずに続けられるようになってきた。

一時のこと、大きな鬱、精神病院への入院などのことを思えば、

ほんの少しだけど、乗り越えられた気がする。

 

そして、自分と同じような苦しみを背負っている人がたくさんいることも知った。

誰もが、懸命に生きている。

 

自分が思うこと、感じることを文章で綴ることで、恐れ多いが何か意味があるとすればと思い、

ブログを再開することにした。

 

自分にはなくてはならない音楽を中心に、

自分の感じることを感じたまま綴っていきたい。

 

誰かの役に立つなんておこがましいけど、自分の気持ちを発信したいと強く思ったので

これから書いていきます。

 

読んでくれた方、ありがとうございます。

 

今後ともよろしくお願いします。