6月12日(日)
福子新選組倶楽部のイベントで、「ザ★刀剣」展(東京富士美術館)を見学しました。
都心の美術館にはよく行っている僕ですが、この東京富士美術館のことは全く知らなくて、今回のザ★刀剣展で、土方歳三の刀を展示のお話しがあって初めて知りました。

美術館の集合時間がちょうど昼時ということで、まず美術館内にある「セーヌ」で、サクさんも一緒にランチをすることになりました。
天気もいいので、外のテーブルに行きましたが、気持よかったです。



「セーヌ」はフレンチレストランらしいのですが、パスタが充実していて、これってイタリアンぽい系フレンチかなー?・・・
でも、ここは展示のテーマに合わせた料理もあるらしく、刀剣ランチを頼んでみましたよー。
なにが刀剣なのかと思ったら、サクさん曰く、長ナスがどうも刀を表しているらしいです。




さて、集合時間も近づいてきたのでロビーに行くと、皆さんお揃いなので受付を済ませ、ご入館となりました。



奥に行くと土方歳三さんが待っていてくれたので、一緒に記念撮影をしました。

歳と集合写真
(僕のとなりが歳さんです。表情にこそ出しませんが、歳さんも嬉しそうです。)

13時から14時半まで、刀匠・月山貞伸氏と学芸員の鴨木氏のトークセッションで、鴨木氏の計らいで、全員上席でした。

トーク2

トークアップ
(一見、月山先生がバイオリンを弾いているように見えますが、実は刀をカメラで撮って、後ろのスクリーンで映すという技でございます)

刀匠・月山貞伸氏はお話しも上手く、刀の作り方についても分かりやすく解説していただきました。
また、長い刀をすり上げた時に、銘が切れて無くなってしまうことがあるとのお話しがあり、当資料館の彦五郎の刀が、それなんだろう・・・と納得できた気がしました。
というのも、刀の幅や鋒(きっさき)の長さからして、もっと長い刀だろうと考えていたからです。それに溝(樋)がずっと茎の最後まで彫られていて、随分すり上げた刀であり、そのため、銘が無いかも知れないと思いました。

トーク刀身
(刀身をなるべく良く見てもらうための透明のアクリル製の刀台)

トークセッション終了後には、特別に月山貞伸先生との集合写真を撮らせていただきました。

集合

月山と僕
(僕のとなりが月山さんです。表情にこそ出しませんが、月山さんも嬉しそうです。)

その後、ミュージアム・シアターで「百錬精鐵」月山の誕生や刀を製作するまでの映像を見ました。

最後にいよいよ刀剣展示の鑑賞となりました。
今回の展示では、約40振りの刀が並んでおりましたが、それはそれは壮観というか素晴らしいです。土方歳三の「越前康継」も当資料館での展示とは、また違った趣きで素晴らしいものでした。

越前康継3
(撮影禁止ですが、特別にスタッフを腕章をお借りして撮りました。ダイヤモンド富士みたいなダイヤモンド福子ですねぇ)

越前康継
(越前康継の刀身。左手奥にはフルベッキ写真。スタッフ腕章をつけて撮りました)

他にも四つ胴截断の虎徹など、名刀が展示されていました。
虎徹

大太刀は刃長が136.5cmもあって、ちょっと見、小舟かと思いましたよー。
太刀


この日は、月山貞伸先生を撮り続けているテレビ東京の撮影隊もいて、倶楽部会員のKさんもインタビューされていました。
7月に放送されるそうです。
それについては、またお知らせできればと思います。

ホテル写真
(ブラジル写真展コーナーに、素敵なホテルの古写真)


ルノワール
(常設展には、ルノワールの絵画など西洋絵画がありました。下見の時)


現行のHP佐藤彦五郎新選組資料館