いま、夜中の十二時。ようやく今日の勉強が終わりました。今日は午前中、プレゼンの原稿を書いて、午後から大学に行って三時間の授業を受けて、その後まっすぐ帰宅してちょっと休んでからまたプレゼンの原稿を書いて、途中で三十分くらい夕食の時間を挟んで、それでいままで。さすがに疲れた。それから、今日は雪が降りました。寒かった。
帰宅してからの休憩時間に村上龍の「龍言飛語」という動画マガジンを見る。時事ネタに村上龍がコメントするという形式。けっこう面白い。特に印象に残ったのが、「地域や企業といった共同体が崩壊した現在、個々人が自分のことを守ってくれる共同体の重要性を認識するのは当然。自分が弱ったり精神的に不安定になったとき、それでも自分のことをケアしてくれる小さな共同体を作ろうとするのは自然なこと」といったコメント。これは以前、内田樹も自身のブログの中で似たようなことを言っていたが、自分が弱者になったときのことを想定して、そのときのためのセイフティネットを常日ごろから準備しておくというのは重要なことだと思う。そのような小さな共同体のもっとも身近な形態が、一般的には家族ということになるのだろう。
これも村上龍がよく言うことだが、問題はいかにしてサバイバルしていくか、生き延びていくかということ。人間は絶対に一人では生きていけない。本当に孤高な人は他人からの援助がないから、自分がちょっと弱っただけで勝手に潰れていってしまう。
これは、外国に一人で暮らしている僕にとっても本当にシリアスな問題。僕はここでは弱者であり、また現在、精神的にもそれほど安定しているとは言えない(不安定ではないが、さまざまなプレッシャーとぎりぎりのところで戦っている)。だから、こちらで作った人間関係は何としてでも維持しようとする、日本にいる恋人や仲間との関係も徹底的に大切にする。彼らの存在がなければ僕は生き延びていけない。
そういう意味では、結婚というのもひとつの有効な制度なのだと思う。どちらかが死ぬまでずっとそばにいるという前提の下に交わす契約は、お互いにとって「たとえどんな状態になったとしても自分を最後まで保護してくれる人がいる」ということの確認でもあり、それは非常に心強いことなんじゃないだろうか?
'08/12/10(深夜)