先日、風邪のため指導教授の授業を休んだので、そのお詫び&次回の授業ですることになっているプレゼンの内容紹介、さらに「近いうちにプロジェを送りますね」、ということを書いたメールを今朝がた教授に送りました。で、その返信がいま届きました。「了解しました」とのことです。ささいなことでもこうやって伝えておくとすごく安心。
フランスに来てから学んだ最大のことがコミュニケーションの大切さ。自分から情報を発信していかないと誰も何も分かってはくれない。ひとりで抱え込まないで何でも言葉に出して表現していかないと、どこにも進んでは行けない。西洋に来ていちばん驚いたことが、こっちの人たちは基本的には何でも言葉によって表現できると信じている、ということだった。またそういう地盤があったからこそ、現代思想が提唱する「言葉の向こう側」がこちらではインパクトをもって迎えられたのだろう。いずれにしても、この「言葉によってとにかく伝えようと努力する」という態度は、日本人もこれからもっと学んでいかなくてはならないものだと思う。
たしかに言葉によって表現することができないようなものはある。言葉にするとこぼれ落ちてしまうようなものだってある。日本的な美とは、この言葉にできない部分を例えば余韻として楽しむ、というようなところに見出されるものなのかもしれない。ただ、もっと世俗的なレベルで言うならば、やっぱり言葉というものをもっと利用して、自分のことをもっと表現して、そして何としてでも相手に自分のことを伝えていく、そういう態度をとり続けていくことはとても大切なことだと思う。相手に伝えることで自分が救われるということもあるわけだから。
'08/12/03(夜)