土曜日なのに午前中からずっとプロジェを書いていました。風邪はまだ治らず。しかも昨日の夜は、電子レンジから出したグラタンのラップを外そうとしたら蒸気で指先を軽くやけどする。さらに今日は、ハンガーに引っ掛けて指の皮が少しむける。なんだか全体的に調子が良くない。こういうときは、生活のリズムをきちんと保って、無理をせず、とにかくおとなしくしてるに限る。げんざい夜の十時。今日はもう休んで、明日また朝からプロジェの続きを書くことにする。
ところでいまのホームステイ先のおじいさん、以前も少し書きましたが、元大学教授で、フランス社会の中でもエリート中のエリート。いまのところこちらも快適に暮らしているし、あちらからも「キミは落ち着いていて(calme)、礼儀正しくて(bien eleve、直訳すると「育ちがいい」だけど、そこまで強い意味はないと思う)、来てくれてありがとう」みたいなことを繰り返し言われている。こちらこそお世話になります、という感じですが。で、こういう人と一緒に暮らすという経験もなかなかできるものではないので、盗めるところはしっかりと盗もうといろいろと観察している。この人の生活のすばらしいところはおそらく以下の三点。1)生活のシステムが確立している、2)あいさつをしっかりとする、とくに「ありがとう」という言葉をよく口にする、3)とにかくアクティブ。
1)について。この人の生活は、朝食は何を食べる、皿を洗うときはどのスポンジを使う、洗濯はいつする、というふうに、生活の基本の部分がしっかりと確立している。しっかりと型が決まっているので、日常の中で余計なことに惑わされなくてするのかもしれない。(しかもこれはこちらにとっても楽。いくつかのルールさえ覚えてしまえば、あとは好きなようにやっていけるから。)
2)について。なにをするにしてもこのひとは「ありがとう」という言葉を必ず加える。その上でしっかりと伝えるべきことはこちらにも伝えてくる。コミュニケーションをきちんととりつつも相手に対して圧迫感を与えない、そのためにもこの「ありがとう」という言葉はとても大切。
3)について。御年80才にもかかわらず、この人はとにかくよく出かける、人と話す。やっぱり、人と会っていろいろと話すというのが人間の元気の源なんでしょうね。
それから、以前のホストファミリーからもメールが届きました。「あなたと過ごした時間は素晴らしかったから、週末ぜひまた食事に来てね。それからあなたの友達の日本人でもしホストファミリーを探している人がいたら、家で歓迎するわよ」みたいなことが書いてありました。風邪が治って少し落ち着いたら、また前の家にも行ってみようと思う。なんだか、引っ越してからあっという間に二週間以上たってしまったが、前のホストファミリーもなかなか面白かったな~仕事のこととか宗教のこととか歴史のこととか人生のこととか、それから恋愛のこととかも、あんなにまじめに、しかもそうとう突っ込んで語り合うという機会、日本でもなかなかないから。フランスにたった一人でやってきて、たしかに数はそれほど多くないけど何人かのフランス人とこうやって人間関係を築き上げていって、きっとこれも貴重な財産なんでしょうね。
'08/11/29(夜)