日本語の環境とももうすぐお別れです。でも、海外で暮らし始めるからといって、語学の面での心配は特にありません。フランス語もいちおう話せるし、英語という保険もあるし。大学での授業も、最初は少し戸惑うかもしれないけど、でも ICU のころはずっと英語で授業を受けていたわけだし、成績もいちばん上のコースでオールAをとれていたわけだし・・・ きっと大丈夫です!
英語とフランス語、好きで勉強していたらいつの間にか話せるようになっていた。でも、なんとなくやっていたことを意識化するというプロセスもときには大切なわけで、ここらへんで一度、自分の英語学習暦を振り返ってみようと思います。
中学時代:
学校で英語を勉強し始める。でも、英語は大の苦手。とうとうクラスで最低点を取る。
高校時代:
新宿にあるSEGという塾に入る。約一年で英語が得意科目になる。この塾で教わったのが、英語の構文読解。SがどれでVがどれで関係代名詞の先行詞がどれで・・・といったことを常に確認する習慣を身に着ける。
あとは、高校で使っている教科書を丁寧に勉強していきました。テクストをコピーしてノートの左ページに貼り付け、すべての文章を構文読解(S、V、O、Cを書き込む。関係詞を二重カッコでくくり、先行詞に赤線を引くなど)、右ページには和訳と重要イディオムを書き出し、それからは最低20回は音読。
シャドイングという勉強方法を知ったのもこの頃。ネイティブが吹き込んだCDに自分の声をかぶせながら音読していくこの方法、同時通訳の練習で使われてるからオススメだよ、と塾で言われ、実践してみたら効果てきめんでした。発音やイントネーションのみならず、息継ぎの場所まで体得できるのが効果的。
大学受験時代:
公文が運営しているSRSという塾に行きはじめる。多読・速読を徹底的にきたえる、というのがコンセプトの塾で、ストップウォッチで時間を計りながら英語の長文をひたすら読み続ける、というのをずーっとやっていました。教室を出るときはいつもふらふらだったけど、この塾のおかげで自分のなかに英語脳ができたような気がする。
慶應時代:
すでに潰れてしまったけれど、NCB という英会話学校に通っていました。英語で考え英語で発信していくことができるようになったのはこの学校のおかげ。シチュエーションごとに「使える表現」を丸暗記し、それを実際に教室で使ってみる、というのが基本的な流れ。予習の段階で20~30くらいのフレーズを覚えておかなければいけないので、授業前はいつも準備にかかりきりでした。予習に二時間、授業が二時間で、復習に一時間くらいは使っていたような気がする。あとは、いつものごとくテクストをひたすら音読。テクストに出てきた知らない単語やフレーズは全部ノートに書き出し、電車のなかで毎日見直したりもしていた。(これはいまでもフランス語でやっている。)
このころから、英語でサイトを運営しはじめる。ブログなんてまだなかった時代なので、自分で HTML を打ち込んで、英語でエッセイのようなものを書いていました。世界中からレスポンスがきて、いろんなひととメールでやりとりするようになって、なかなか面白かった。五年くらいは運営していたように思います。
ICU時代:
入学する時点で TOEIC 840点。ELP (English Language Program) でアカデミックな英語を学ぶ。とくに、フィルム・スタディーズ(週一回、英語で映画を観て、その映画について英語でディスカッションしていく)の授業が面白かった。
あらためて書き出してみると、いろいろやってきたな、という印象です。フランス語の学習も基本的にはこんな感じてやってきたので、やはりこういう感じの方法が自分にはいちばん合ってるような気がします。