大胸筋、大腿四頭筋、大臀筋といった誰でも知っているメジャーな筋肉に対して地味なグループに入ってしまう上腕三頭筋。

 力こぶを作った特に出るポパイの筋肉としても有名な上腕二等筋と比べると知名度の低さは歴然です。

 かといって働きが無い訳ではなく肘を動かす重要な筋肉です。この人気度の違いが日々のエクササイズの効果が不完全になってしまう原因になります。つまり、見えやすい部分に対する関心は高いのですが、同様に働いているセットの筋肉を忘れられがちだという事です。

 筋トレやストレッチの際には、1つの動きに対して少なくとも2つの筋肉を使っているという事を理解して、常にセットでアプローチするべきです。

 この様にエクササイズをセットで行うと、美味しいラーメンにおける餃子や半チャーハンの様にメインをパワーアップする効果が見込まれます。

ちなみに上腕三頭筋のアプローチのコツは、肘を曲げて肩と肘の間の外側に位置する上腕三頭筋を伸ばした状態で、肘の上(肩寄リ)の辺のゴリゴリをマッサージして緩めることです。