○ラエリアン哲学-21世紀の哲学○
●生命を無条件に尊重すること
たとえある権力者が「その人を殺せば、人類が平和になる」と信じ込ませようとして
も、その人を殺してはならない。「一人の非暴力的な人の命は、人類全体よりも尊
い。」
この言葉を皆で叫べば、人類に対する大量虐殺や犯罪は不可能になります。
●私たちの行動がもたらす結果を意識すること
全ての人は、たとえ誰かの命令に従っただけでも、その行動の全てに責任があります
。引き金を引いたものは、命令をしたものと同罪です。もし、命令があなたの良心に反
するものであるならば、それがどんな命令であれ決して従ってはなりません。
例えば、ラエル自身が、あるいはエロヒムが、良心に反する事を求めたとしても、決
して従ってはならないのです。
●他人を尊重すること
他人に対して寛大であるだけでは十分ではありません。それは他人との違いを我慢し
ている程度のもので、もしその違いが大きい場合、すぐに意見を変えてしまいかねませ
ん。そうではなく真に他人との違いを愛すると言うことは、その人の個性を助けるこ
とであり、その違いが文化的・人種的・宗教的・性的もしくは先天的なものであっても
、それぞれ違った人生を送ることを理解し合い、勇気づけることが必要です。
●非暴力
「暴力に訴えるぞ!」という脅迫は、暴力を奮ったのと同様に厳しく罰せられるべき
です。何故ならその「脅迫者」は、自分の目的達成の為なら暴力を用いることができる
と考えているからです。
●自分の身体を大切にすること
麻薬は勿論、アルコールやタバコ、カフェイン等、身体に有害なものを常用すること
を慎むべきです。それらは人の身体の中の遺伝子コード(DNA)を破壊し、その人の
未来の世代へ遺伝的な欠陥を引き継ぐことになるからです。
●世界平和
全ての国の軍隊は、真の地球平和の守護者となる統一された世界政府軍の結成の為に
解散しなければならないでしょう。各国政府は、軍事予算を、世界中の飢餓を無くす為
と平和の為に差し出す必要があります。
●分かち合うこと
全ての人は、たとえ働いていなくても、生涯を通じて必要な食べ物・眠る場所・人並
みの衣服と教育を受ける権利があります。そして、人類の進歩の為の動機付けとして、
働いた人は贅沢を楽しむ権利を持つべきです。この贅沢を楽しむ権利は、なされた仕事
と社会の貢献度に応じて受けられるようにする必要があります。
●理解の大切さ
私たちの基本的な考え方は、「何も考えずに信じてはいけない、信じるのではなく理解
することが大切である」というものです。とにかく信じる事を求める今までの「宗教」
とは、この点でも大きく違っています。
●愛について
愛の3原則を守ります。
1)相手を所有しない。
人間は、お互いに、所有しあう存在ではありません。(ものとは違って、自由意思を
尊重します)
2)相手の好みを尊重する。
人間は、各人の遺伝子や環境により、さまざまな嗜好をもっています。
(自分が、相手を好きでも、相手が自分を好きとは、限りません)
3)相手の幸せを第一に考える
結果として、相手が幸せであればいいのです。
(自分が好きな相手が、別の人が好きで幸せに生活している。自分の好きな人が幸せ
であればいい。自分がそこに関連していなくても、、、)
*愛は、無償のものです。見返りを求めず、ただ与えるのみです。
(見返りを求めるとき、それは、ビジネス:取引です)
*贈り物をするとき、相手が受け取ってくれたら、送る人の方が、感謝すべきです。
(受け取るか、拒否するかは、相手の自由な選択ですから)