風の強い朝です
以前書いた長女の春休み短期バイトのこと。
続きがあり、それを通じて、感じたことをつらつらと。
交通費をかけて、説明会に行き、マイナンバーや口座番号やらを渡したのに、
一度もシフトを入れてもらえなかった長女。
(このさい時給も交通費の支給もなし)
お金を稼ぐつもりが、
逆に金銭的マイナスになったうえに、
個人情報だけすいとられるという経験となりました。
長女が勇気を出して、抗議の電話をしたものの、状況は変わらず。
しかも、その数日後、向こうから連絡があり、名札を返しに来てほしいと。
これもまた交通費は出ない。
郵送でもいいが、それも長女持ちでとのこと。
ますます金銭的マイナス。
有名な野球場でのバイトなので、大きなところだからと安心していましたが、だからこそシビアなのか。
母親としては、とても嫌な気持ちになりました。
親として口を出したいところをグッと堪える。
そこで、ハタと思う。
これが、お金を稼ぐということの現実なのか。
長女の今の履歴書は、
- 高卒
- バイト経験なし
そして、雇い側からすれば、
掃いて捨てるほど短期バイト登録者がいる状況。
需要と供給の差は、明らかだ。
かたや、予備校のチューターとしてもバイトが決まっている長女。
そちらは、ずっと通っていた予備校のため、長女の人となりを知っている人たちによる採用。
- 大学が遠ければ、遅れてきてもいい
- 入れる日だけ入ってもらえたらそれでよい
など、配慮あるシフト。
お金を稼ぐには、
経験や能力、人柄、学歴など、様々な武器を駆使しなければいけないのかもしれない。
私自身、国家資格というものにあぐらをかいてきたのではないか。
と、世間の厳しさについて、長女のバイトを通じて考えたただの日記でした