雑草は敵じゃない
畑や田んぼをやっていると、必ずついてくるのが「雑草」との関係。
最近手に取った『雑草を攻略する13の方法』には、刈る・焼く・固める・ヤギ・除草剤など、実に多様な対策が紹介されていた。
それぞれに理屈があり、なるほどと思う部分もある。
けれど読み進めるうちに浮かんだのは――
雑草をどう排除するかではなく、どう共にあるか
草を残す勇気
自分のスタイルはとてもシンプル。
作業に必要な動線だけを刈り、あとは残す。
無理に根こそぎ刈らなくても、草は土を覆い、乾燥や流れを防いでくれる。
虫や微生物のすみかとなり、畑や田んぼ全体の循環を支えてくれる。
そのおかげで草刈りの負担も最小限に。
雑草は仲間だった
田んぼの稲も、畑の果物も、雑草と共に生きている。
雑草を敵にするのではなく、自然の一部として受け入れることで、作物が本来の力を発揮する環境が生まれる。
雑草もまた畑の仲間。
そう捉えると、草刈りの作業そのものが自然との対話に変わる。
光の中で見えた循環
草刈りの合間にふと空を見上げると、光が差し込む瞬間がある。
強さもやさしさも、すべてを含んだ自然の姿。
その循環の中に自分も生きていることを思うと、雑草もまた光の一部に見えてくる。
光の中で見えた循環
草刈りの合間にふと空を見上げると、光が差し込む瞬間がある。
強さもやさしさも、すべてを含んだ自然の姿。
その循環の中に自分も生きていることを思うと、雑草もまた光の一部に見えてくる。
自然と調和するスタイル
雑草との付き合い方に正解はない。
けれど、自然の循環を壊さず、作物を生かし、人も楽になるスタイルがあるとしたら、それが一番いい。
自分にとっては「動線だけ刈る」ことがその答え。
これこそが、自然と調和する畑のスタイル。




