田んぼへ。

 

 

仲間と一緒に、草を抜いて、スズメ除けの網を張る。

太陽の下、土に手を入れると、心もいっしょにほどけていく。
いつものように、農薬も化学肥料も使わない育て方。
自然のリズムにまかせて、稲も人も、ありのままに育っていく。

この田んぼのお米は売ることもない。
収穫して、みんなで分け合うだけ。
けれどそのプロセスの中に、たくさんの「豊かさ」がある。

草をかき分けると、稲の根がしっかり張っているのがわかる。
たぶんそれは、自分自身の足元を確認しているような感覚。

 
 

最近読んだ、藤井聡さんの『令和日本・再生計画』。
グローバル化、規制緩和、緊縮財政……
数字や効率が優先されてきた時代のなかで、本当に大切なものが見えにくくなっていたと気づかされる。

 

 

でも、ここにある。
大地の上に立って、手を動かし、汗を流しながら、
自然と、仲間と、たわいもない会話とともに、生きていると感じる時間。

 

 

泥にまみれて、汗もかいたけど
帰ってすぐにシャワー浴びたら、肌がすっきり整っててちょっとびっくり。
いつもの石けん、今日のような日は特にありがたく感じる。

草取りの合間にミネラルのドリンクを少し。
余計な力が抜けて、なんだか体が軽かった気がする。

 

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きっと、“ほんとうの再生”は、こういう小さな選択の積み重ねなのかもしれない。

 

足元から育てよう。未来という稲穂のために🌾