今まで美容で思っていたことは、大半が嘘である。
多くの人が信じている「美容常識」のうち実際には科学的根拠が乏しいものや、誤解されているものを徹底的に検証・解説した一冊です。タイトル通り、美容に関する“当たり前”を疑うことで、より健やかで無駄のない美容習慣を目指すもんだよ😊
主な内容とポイント
1. 化粧品の効果は限界がある
多くの人は「高級な化粧品ほど肌に良い」と信じているが、化粧品はあくまで「医薬部外品」か「化粧品」であり、薬のような治療効果はない。どんなに高価でも肌の構造を根本的に変えることはできない。
2. 「無添加」や「天然成分」に惑わされない
「無添加」と聞くと安全な印象を持つが、実際は明確な定義がなく、企業ごとに異なる基準で使われている。また、天然成分も肌に優しいとは限らず、かえってアレルギー反応を引き起こすこともあるため、過度な信頼は禁物。
3. 肌は「洗いすぎ」がトラブルの元
清潔を意識して1日に何度も洗顔する人がいますが、過度な洗顔は肌に必要な皮脂まで奪い、バリア機能を低下させてしまう。結果として乾燥や肌荒れの原因に。洗顔は1日1〜2回、やさしく行うのがベスト。
4. 保湿信仰の落とし穴
「とにかく保湿すれば良い」という考え方も見直すべき。肌は本来、自ら潤う力を持っており、外からの保湿ばかりに頼るとその機能が低下してしまうことも。過度なスキンケアよりも、「何もしすぎない」ことが大切。
5. 紫外線対策は「必要最低限」で良い
紫外線=悪という考えが強調されすぎており、日焼け止めを常時使用している人も多いですが、実は適度な日光はビタミンD生成に不可欠。完全遮断ではなく、TPOに合わせた使い方を意識するべき!
6. 「美」は健康の副産物
美しさは、化粧品や美容法によって作られるのではなく、睡眠、食事、運動など基本的な生活習慣の積み重ねで育まれるもの。肌トラブルの多くは体の不調のサインであり、外見だけでなく内面の健康に目を向けることが重要。
