私が活字嫌いを克服出来たきっかけが『ちびまる子ちゃん』の原作者さくらももこさん著書の『もものかんづめ』でした🍑
文語でも口語でもない、独特の言葉のチョイスが面白く、スッと読み飛ばせるけど内容がしっかり入る…画期的である種衝撃的なエッセイです✒️
さくらさんの日常を描いた『もものかんづめ』『さるのこしかけ』『たいのおかしら』という三部作ののち、新たな三部作が出版されました。
『あのころ』『まる子だった』『ももこの話』という小学生時代のことを描いた、つまり、漫画『ちびまる子ちゃん』のエピソードをエッセイとして書き起こしたシリーズ…マンガとはまた違う面白さがあります🌸
一度は売ってしまった本でしたが、ふとしたきっかけで読み直したくなり、文庫本を購入しました📖
特に、シリーズのラストとなるエピソード。高校生になったまる子とたまちゃんが互いの夢を語り合うもそれは別れを意味する。短いセンテンスで淡々とした語り口でありながらも、ちょっとキュンとする🌸
文章を読むのが苦手…という方にはきっかけとしておすすめする本です。特に女性でさくらももこさんが嫌いという方は絶対いないだろうと思います。
残念ながら若くして亡くなられてしまいましたが😢…そっか『もものかんづめ』からもう30年近く経つんですね…そう考えると歴史に名を残す文豪と言っても過言ではないかと思います🎓