以前、担々麺のくだりのとき悪夢で寝汗をかいた…というお話をしましたが、あ、憶えてない方はそれはそれで良いのですが、その悪夢の話をします。
夢の中のお話🌃😪
夢の中でタダノは舞台に出ることになりまして、連日、充実した稽古を重ねてました。
夢の中ではそういう時間の伸縮はありまして、夢の中のタダノは『キミ筋がイイね』などと周囲から褒められたりして調子に乗ってました。
迎えた初日公演…最初のシーンでスポットライトがバンと当たった瞬間、セリフが飛びました。
アタマが真っ白になり、顔面蒼白のタダノ。夢の中では筋の良いタダノであるはずなのに、アドリブの弱さだけリアルというのもどういうことだ…と。
どうか夢であってくれ…と、堅く目を閉じたら寝汗びっしょりで目が覚めた…そんな悪夢。
ステージや舞台を生業としてる人をリスペクトするきっかけとなった出来事である。彼らは万が一にも起こりうるこんな恐怖と背中合わせなのか?…私は絶対そこには立てないと思った。
その夢を見た数年後の最近、私の悪夢を見事に再現したアイドル楽曲と出会った。森ふうかさんプロデュースのアイドルグループと同名タイトル『ポジティブモンスター』である。
ここでは舞台でなくアイドルのステージになるが、デビューステージですべてが真っ白になったアイドルが最終的に『何とかなるでしょ?』と言い放つ内容の歌詞に『あ、これがステージや舞台に立つ人たちの胆力なんだ』と妙に納得する自分がいるのでした。
