【観劇感想】スノー・ドロップ | タダノブログ

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タダノと言います。
アマチュアカメラマンです。ポートレートを中心に私の推しを徒然なるままに綴っております。
文字通りただのブログですが、お気軽に読んでくださればと思います。

卓球界では石川佳純選手が東京五輪出場を決めましたが、その石川佳純選手に似ている(…と私は思っている)五十嵐美優さん出演の舞台を観劇に行きました✨


『時間』をひとつのテーマとした中で、流れた時間を逆回しにする演技というものがあった。これには大変驚きました。映像の世界では単にリバース編集すればより正確なシーンが撮れるのですが、不思議と舞台上でのリバースの方がよりリアルに表現されてる…というか、その点、舞台の魅力だと思いました。

ここからは解釈がズレてたらすみません。私なりの解釈だと思っていただけると助かります。

未来の自分から『数日後、思いを寄せる大学のサークル仲間(女子大生)が不慮の事故で亡くなる』というメールが来て、その事態を避けるべく思い悩みながら、『仲間が亡くならない』パラレルワールド作りに奔走する若者の話。

普通に考えれば『亡くならない世界』の方が幸せに決まっている。結果、主人公と女性が再会出来たが、その過程でサークルの人間関係が壊れる…というハッピーエンド…ともいかない切なさも残りました。

結末を考えさせる作品、大好きです。

ぶっちゃけて言うと、いや、私の理解力の問題ですので批判ではありませんが、今回の舞台、内容や時系列を理解するのにいっぱいいっぱいで、ラスト 10分まで楽しめなかった😅

でも、ラスト 10分で全体像が見えたときの感動ったらなかった。それゆえか、芯から心揺さぶられ、その震動に心温まり、劇場から出て中野駅に着いても体が火照ってるような、そんな感動を覚えました😭


この日、昼に観た『昭和歌謡コメディ』は、スタートから計算しつくされたかのようにバンバン笑いの起こった舞台で、その対照性に舞台の面白さを感じます。

舞台に正解はありません…良い1日でした✨