【観劇感想】うじてつ | タダノブログ

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タダノと言います。
アマチュアカメラマンです。ポートレートを中心に私の推しを徒然なるままに綴っております。
文字通りただのブログですが、お気軽に読んでくださればと思います。

正式なタイトルは、

『蛆虫に匹敵する運命だったとしても、盲目の僕は抗いの撃鉄をひく』

…です。長い!!✨

でも、とても面白いというか、スリリングで、興味深く観れた作品でした😌

とある連続自死事件をジャーナリストが追うミステリー…ジャックポットさんの作品は何作か観ましたが、ミステリーがとても面白く、今回も例外なく面白かった。

内容からして面白いというと語弊があるかもしれません。funnyでなく、interested の意味の興味深さです。

事件のえぐさから、昨今のテレビではなかなか扱えない内容かもしれない。舞台だからこそ扱える事件だからこそ、その事件の切ない部分や人の弱さの描写が心に刺さるのだと思いました。

終盤のシーンの感動や助手役(?)の為成さんのふと和むシーンも、事件あってのことで、私は、ジャンルがどうあれ、こういうリアルさが好きで舞台に足を運んでいるのだと気づかされた作品でした。



リアリティーという部分に絡んで、ちょっと特撮の話をします。

昔の特撮の敵はホントに迫力があった。平気で人を殺したり、さらったりする描写が怖くて、その敵に立ち向かうヒーローの尊さと正義感、悪いことをしてはいけないことを子供ながらに学んだモノです。

今の悪役はちょっとカッコ良いし、コミカルである。子供全員が特撮を観て育つワケではないですが、今の子供たちは『悪』というものにリアルな感情として触れる機会が少ないのかな…と思います。

ちょっと話はズレましたが、こんなマイペースな発想を以て、舞台を観てたりもしました。ジャックポットのミステリー…また観に行きたいです✨