【木曜特撮】桃色旋風 vol.33② | タダノブログ

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アマチュアカメラマンです。ポートレートを中心に私の推しを徒然なるままに綴っております。
文字通りただのブログですが、お気軽に読んでくださればと思います。

特撮の先史とも言えるお話。

 

先週の記事にて、『桃色旋風』の特撮パートの部分のお話をしましたが、今日は朗読劇パートのお話をします。

 
毎回飽きることのない朗読劇ですが、今回もそれは健在。4本あった中で、特に印象に残ったのが、海野十三著『一九五〇年の殺人』でした。
 
始まりは残忍なところから始まる(ゆえに内容の詳細は書けませんが)のに、何かだんだんちょっと面白い展開になっていき、『あれ?サスペンスじゃなかったのか?』と面白いというか、興味深い感じになる。
 
海野十三さんのことを知らなかったので調べてみたら、明治後期~昭和前期の作家の方で、『SF小説の始祖』と紹介されていました。
 
確かに、SFと捉えると、今回のお話は腑に落ちる。腑に落ちるというよりかは、あの時代にSF的発想を以て小説が書かれていたことにとてつもなく驚きを感じます。
 
SFの元祖ということは特撮の先史といっても過言ではありません。今、私たちが興じてるカルチャーも突然生まれた訳ではないことが分かります。

夏休みの宿題が好きでなかった私が、そんな学びを得るアラフィフの夏であります🍉