前回の続きです。


黒島・西の浜にて2024.1.28


昨夜、お宿の子達から、「西の浜に行くと星の砂があるよ。」と伺ったので、西の浜に来て探すことになりました。

しかし、探しても探しても星の砂は1つも見つかりません。

みんなで探しましたけどありません。


ここに来た理由は何かあるのかなと思い、メッセージを受け取れないか由依さんに確認したところ、お困り事がある霊人が出て来られました。


何を困っているのかお話を聞くと、

霊人「かつての黒島は、様々な人と意思疎通ができ、とても素敵な島だったが、今はそうではなくなった。その事により孤立してしまった。」

我々「何が原因で、その様になってしまったのですか?主な原因はありますか?」

霊人「それは、この島にも支配が始まったからだ。」


どうやら、支配体制が始まった事により、自由にしていた島民がどんどん不自由になっていった。

かつては見えない世界と意思疎通できた方々も今では形だけの儀式になってしまい、霊人達との交流も無くなり、どんどん素敵だったかつての黒島は無くなっていったみたいです。

このお話は、昨日のお宿のご主人のお話を聞いていたので、よく分かる内容でした。


この霊人は、人として生まれたことがない存在で、どこか他の星からやってきた時に、この地を気に入って留まったとのことです。

霊人のお困りを伺いましたが、それだけでは解決しなかったので、こちらから何か提案できないか様々考えることになりました。


我々「もっと自由に他の島へ行ってはどうですか?」

霊人「この島が好きなので、それはできない。」

我々「今の状態でも満足しているのですか?」

霊人「満足していない。」

我々「もっと上の方とコンタクトを取って、情報を得るというのはいかがでしょう?」

霊人「孤立してしまっているので、そのやり方が分からない。」


さあ困りました。様々な提案をしましたが、どれもその方の心には届かなかったのです。

かつての黒島が好きということが、この者がこの島に留まっている要因である。

それならばということで、


我々「この島にはあなたと同じ様に、黒島が大好きな霊人がいらっしゃると思うので、その方々と繋がってみてはいかがですか?」

と提案したところ、

霊人「それは受け入れます。」


とのことで、もう一つ何か心にヒットする提案が欲しいとのことで、


我々「この島に生きた人が亡くなられて、そちらの世界の霊人となられたら、その方々ともお話してはどうですか?」

と提案したところ、納得がいったみたいです。

そして、その霊人は、早速行動に移ったみたいで、いなくなりました。


見えない世界では、自分の思いの世界に行くことになります。

情報が無ければ、または何も思いつかなければ、もしくはイメージできなければ、それ以上どこにもいけなくなるのですね。

情報は光であるということがよく分かります。


孤立するには孤立するなりの理由があります。

自分の思いだけで、時代の流れや変化を受け入れないままであるならば、孤立していっても当然だと思います。

宇宙の法則で、変化し続けるというものがあります。

つまり、変化できないとそのギャップに苦しむのです。

かつては良かったものでも、今は合わなくなった古い知識や習慣、あるいは、常識というものは、どんどん手放していく必要があると思います。


その霊人が、提案を受け入れた時、どんどん明るく輝き出したと由依さんは仰ってました。

この様な霊人は沢山いらっしゃいます。

我々のご先祖様もその当時の情報しか掴んでいなければ、どうすれば良いか分からない方も沢山いらっしゃると思います。

少しでもお役に立てる様に、気付いた子孫が頑張っていくというのも良いのかもしれません。


中途半端にやってしまうとお互いに迷っていくと思いますので、きちんと理解していくというのが大事かなと思います。

愛は理解することでもあるので、その時代の苦しみや辛さを理解しようと努めるだけでも癒やしが起こると思います。

共感までいけるとさらに良いと思います。

生きていても死んでいても、理解してもらえる存在がいることはとっても幸せでありがたいのですね。


続く