前記事で、血や血管に影響を与えるのはなんなのでしょうか?と振って終わりましたが、そのことを書く前にちょっこっと脱線します。

少し前に、祝日の特別番組だったのか「北斎”宇宙”を描く」という放送を偶然見ることが出来ました。

わたし、興味を無意識に発信しているのか、ほんとたまたまNHK見ててのことで、黙想の種のひとつの材料をもらった気がします。

ことしは、北斎が大いに取り上げられているそうで、なにか意味でもあるのでしょうか?
まっ、それはさておき。

番組のなかでは、有名な北斎の作品である「神奈川沖浪裏」の秘密をフラクタル理論を使って丁寧に説明していました。

波の砕ける様の本当の姿を追い求めて探求を続け、30代から70代になるまでの作品を写しながら、自然界の摂理の理解にまでたどり着いたことを言い、それが万国共通の感動を呼ぶのではないかという指摘もありました。

フラクタル=自己相似性。全体とその部分が相似形になっていること。

この言葉は初めて知りました。理論がどうのこうの説明できるほどの、そんな学があるわけないわたしですが、なんかいろいろなことが似ているなぁという考えをいつの頃からか持つようになっていたので、自然界の摂理=神の造りたもうたもの を理解することにおいて、また一つうれしいことでした。

これから、なんとなく似ているなぁというくらいの感覚でわたしなりの考えを記事にすることがあるかもしれませんが、理論を十分に学んでいる方には片腹痛いことに見えても、ただのおばさんの言う戯言とどうかお許し下さい。

では、本題に戻りまして....。

昔、わたしががんになる前に「株式会社タケダ」でやっていた健康講座に月イチペースで参加していました。

そこの教科書のファイルには0才から80才くらいまでの血管の断面図が載っていました。

教わったことは、普通の生活をしていても、年齢と同じくらいのペースで血管は詰まってくるということでした。

0才では、真っさらな、内壁に凸凹など一切無いきれいな血管です。
でも、10才では10%、20才では20%、......50才で半分、60才で60%、80才で80%......で、寿命。

ところが、いろいろな病気で天寿を全うできずになくなる方が多いです。

それはなぜなのでしょうか?

神は人を造られたときに、すべてのものを備えてくださいました。

なので、人の身体にはちゃんと血管のカス(アテローム)のお掃除をしてくれるメカニズムがあるのです。

それは血の中にある免疫細胞が担っています。

身体を外敵から守るためだけではなく、自分が必要以上に食べたり、運動不足で使い切れなかったために出来たカス(アテローム)を、血管内膜まで入り込んで片付ける事ができるのは、自分の血の働きなのです。(薬では絶対できないことです)

詳しく言いますと、白血球のなかのマクロファージ(貪食細胞)がすこぶる元気だと、異物であるカスを発見したら内膜まで潜り込んでそれを食べてしまい、肝臓まで運び処分します。

ところが、中途半端な元気さだと、異物を食べたところで死んでしまい、ますますカス(アテローム)を増やす結果になってしまうのです。持病があるならなおさらのことで、何倍速にもなります。

では、どうしたらすこぶる元気な免疫細胞を作り出すことが出来るのでしょうか?

その秘密は腸にあります。腸には体全体の50%〜60%の免疫があると言われていて、腸内細菌がそれに大きく関わっています。「腸内フローラ」と声高に言われるようになったことはこんな理由からで、これを整えるなら可能です。

FK-23乳酸菌はこの部分を刺激し、環境を整え、マクロファージの数を増やし、元気でのびのび働く力を与えます。


そして、もうひとつ突っ込んだ話をすると、腸を良い環境にするには何が関係するのでしょうか?

これは、まえに「あっ腸!」「セロトニン増やそう」で書いたように「脳腸相関」の関係から意識無意識全てが関わり、生き方にまで関わってくるのかもしれません。

あなた方に真実に言いますが、身を転じて幼子のようにならなければ、あなた方は決して天の王国に入れません。(マタイ18:3)

人は成長する過程で、心にいろんな余計なものを纏うていくものかもしれません。血管の詰まりのように......。

イエスの教えと、0才の頃の血管を考えると、教えは現実なのだと思うのです。

ですから、人はそれを十分理解するなら、心と身体の最高のパフォーマンスを引き出すことが出来ると思うのです。

エヘッ!またまた、しちめんどくさい話になってしまいました。

主人はわたしのこの傾向に対して、「聞いてもわからないから話止めて」というようになってます。

ここで話せてHAPPY!でした。お付き合いくださいましてありがとうございました。